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2013年5月9日木曜日

欧州市場サマリー(8日)

1332GMT 7日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3172 1.3077
ドル/円<JPY=> 98.670 99.000
ユーロ/円<EURJPY=> 129.99 129.47
<p />8日終値 前営業日終値
株 FT100 6583.48(+26.18) 6557.30
クセトラDAX 8249.71(+67.93) 8181.78
金 現物午後値決め 1468.00 1444.25
先物清算値
3カ月物ユーロ(6月限) 99.80 (+0.00) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.75 (+0.03) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.63 (+0.24) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 145.85 (+0.42) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 136.44 (+0.84) <FGBXM3><0#FGBX:>
現物利回り
独連邦債2年物 0.014 (0.025) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.342 (0.389) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.270 (1.303) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.185 (2.219) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルと円に対して上昇している。
3月の独鉱工業生産指数が予想外に上昇、欧州中央銀行(ECB)が近く金利を引き下げるとの観測が後退した。

ドルは円に対して0.3%安の98.71円。

<株式> ロンドン株式市場は続伸し、終値としては連日で5年半ぶり高値を更新した。
企業の好決算や堅調な中国貿易統計が支援した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は26.18ポイント(0.40%)高の6583.48。
終値としては2007年11月以来の高値。

好決算を追い風に、会計ソフトのセージ<SGE.L>、衣料小売のネクスト<NXT.L>、メルローズ・インダストリーズ<MRON.L>が2.3─4.4%高となった。

一方、減益決算となったスタンダード・チャータード<STAN.L>は4.4%安。
ただ、インベステック・セキュリティーズやノムラは、同銘柄の下落を買いの好機と指摘する。

中国の貿易統計を手掛かりに、鉱山株<.FTNMX1770>の買いが優勢となり、FT100種総合株価指数を約6ポイント押し上げた。

4月の中国輸出、輸入はともに予想以上に増加した。

欧州株式市場は続伸。
予想を上回る決算を受けて通信大手ドイツテレコム<DTEGn.DE>が大幅高となった。

3月の独鉱工業生産指数が予想外に上昇し、ドイツ経済に対する楽観的な見方が広がったことも相場を下支えした。

ドイツテレコムは4.7%高。
一方、決算が予想に届かなかったスペインの同業テレフォニカ<TEF.MC>は0.9%下落した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.49ポイント(0.70%)高の1229.43。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は15.54ポイント(0.56%)高の2784.62。

国別では独クセトラDAX指数<.DAX>が0.8%高、仏CAC40種平均指数<.FCHI>は0.9%高となった。

中銀による強力な刺激策を背景に、FTSEユーロファースト300は過去3週間で約7%、DJユーロSTOXX50は9%程度、それぞれ上昇。
テクニカル分析によれば株価は買われ過ぎの水準に達しており、調整局面に来ている可能性がある。

FSCMのアナリスト、ニコラス・チェロン氏は「市場は中銀の生命維持装置につながれた状態にあり、いつ調整が入ってもおかしくない」と述べた。

<ユーロ圏債券> ドイツ5年債入札が堅調な結果となり、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事がECBに利用できる手段はまだ残されているとの考えを示したことで、独連邦債が上昇した。

ポルトガル国債も上昇し、高利回りの域内国債への需要を押し上げた。
前日実施した10年債発行で旺盛な需要を集め、支援脱却に向け前進したことが追い風となった。

ECBによる追加緩和期待が、ドイツ連邦債と周辺国国債の両方を支援する構図で、メルシュ専務理事の発言などを受けて、域内債券は引き続き上昇するとの見方が広がっている。

ドイツ連邦債先物は直近で41ティック高の145.84で、7日につけた3週間ぶり安値の145.37から上昇した。

3月の独鉱工業生産指数が予想外に上昇し、独連邦債は上げ幅を削る場面もあったが、影響は長続きしなかった。

コメルツ銀行のシニア金利ストラテジスト、マイケル・ライスター氏は「一つの指標でトレンドは生まれない。
前月の指標が振るわず(今回の指標は)一定の安心材料にはなったが、市場は一過性のものなのか、実際に指標の根本的な好転を示すのかを見極めようとしている」と話した。

ポルトガル10年債利回りは7ティック低下して5.47%で、2010年9月以来の低水準となった。
利回りが約1年前から大幅に低下するなか、市場関係者は周辺国国債の購入意欲が引き続き高まっていると指摘した。

スペイン、イタリアの10年債利回りはそれぞれ4.10%、3.84%に小幅低下した。

[東京 9日 ロイター]

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