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2013年9月10日火曜日

Weekly相場通信

相場概況 - 週末終値(前週末比)
日経平均13,860.81(+471.95
NYダウ14,922.50(+112.19
米ドル/円99.10(-0.94
ユーロ/円130.61(+0.89
ユーロ/米ドル1.3180(-0.0035
米国債(10年)2.938%(+0.189
米国債(30年)3.873%(+0.197
WTI原油先物110.23(+2.47
NY金1,388.50(-7.30
今週の注目指標
8月失業保険申請件数(英)17:30前回 → -2.92万件
8月失業率(英)17:30前回 → 4.3%
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)6:00前回 → 2.50%
8月新規雇用者数(豪)10:30前回 → -1.02万人
8月失業率(豪)10:30前回 → 5.7%
ECB月例報告(ユーロ)17:00
7月鉱工業生産・季調済 [前月比](ユーロ)18:00前回 → +0.7%
新規失業保険申請件数(米)21:30前回 → 32.3万件
8月生産者物価指数 [前月比](米)21:30前回 → 0.0%
8月生産者物価指数 [コア:前月比](米)21:30前回 → +0.1%
8月生産者物価指数 [前年比](米)21:30前回 → +2.1%
8月生産者物価指数 [コア:前年比](米)21:30前回 → +1.2%
8月小売売上高 [前月比](米)21:30前回 → +0.2%
8月小売売上高 [前月比:除自動車](米)21:30前回 → +0.5%
9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)22:55前回 → 82.1
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
休場(NY)
8月ISM製造業景況指数(米)23:00前回 → 57.0結果 → 55.7
7月貿易収支(米)21:30前回 → -342億USD (修正 -345億USD)結果 → -391億USD
米ベージュブック(米)27:00(前回)・雇用:安定あるいは緩やかに増加(多くの地区)・製造業:拡大(大半の地区)・成長は緩慢もしくは穏やか(大半の地区)(今回)・雇用:安定、もしくは緩やかに拡大(大半の地区)・製造業:緩やかに成長(大半の地区)・物価上昇圧力:依然として抑制
8月ADP全国雇用者数(米)21:15前回 → +20.0万人 (修正 +19.8万人)結果 → +17.6万人
新規失業保険申請件数(米)21:30前回 → 33.1万件 (修正 33.2万件)結果 → 32.3万件
8月ISM非製造業景況指数(米)23:00前回 → 56.0結果 → 58.6
8月非農業部門雇用者数(米)21:30前回 → +16.2万人 (修正 +10.4万人)結果 → +16.9万人
8月失業率(米)21:30前回 → 7.4%結果 → 7.3%
月曜日は米市場が休場でしたので、先週の米国指標は火曜日から開始しました。まず、雇用統計前(木曜日)までの指標を確認しますと、7月貿易収支(9/4)と8月ADP全国雇用者数(9/5)は予想より悪かったのですが、他は予想よりも良い結果となりました。
この時点では9月に金融政策縮小の方向で動きかけていましたが、その後の雇用統計で、チョットわからなくなってきました。またもや米国は曖昧政策を出してきたわけで、イライラしますが米国のやり方はホント上手いと思います。
我が国の消費税なんて、もう増税ありきの動きが見え見えですから本当に困ってしまいます。IMFを手玉に取るくらいのことができれば最高なんですけどね…。
そしてメインの米雇用統計ですが、失業率は0.1%改善しましたが、8月非農業部門雇用者数は予想の+18.0万人を下回る+16.9万人となり、前回の非農業部門雇用者数も"+16.2万人から+10.4万人に修正"です。
これでもうおわかりかと思いますが、前回はかなり盛ったということです。ハッキリ言いますと、ねつ造です。ねつ造して、次の雇用統計でひっそりと?修正してくるパターンです。
つまり、米指標は"米国のその時の都合"による値だということがわかります。ただし我々は、そのねつ造された数値を元にトレードをしていかなければいけないのも事実です。この点はしっかりと頭に入れて相場に臨みましょう。
次はユーロ圏です。
8月PMI製造業(英)17:30前回 → 54.6 (修正 54.8)結果 → 57.2
8月PMI建設業(英)17:30前回 → 57.0結果 → 59.1
8月PMIサービス業(英)17:30前回 → 60.2結果 → 60.5
7月小売売上高 [前月比](ユーロ)18:00前回 → -0.5% (修正 -0.7%)結果 → +0.1%
7月小売売上高 [前年比](ユーロ)18:00前回 → -0.9% (修正 -1.1%)結果 → -1.3%
BOE政策金利発表(英)20:00前回 → 0.50%結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)20:45前回 → 0.50%結果 → 0.50%
7月鉱工業生産 [前月比](英)17:30前回 → +1.1% (修正 +1.3%)結果 → 0.0%
7月鉱工業生産 [前月比](独)19:00前回 → +2.4% (修正 +2.0%)結果 → -1.7%
ユーロ圏で目立ったのは、英国の指標が好調であったことです。そのため、先週は円安基調でしたが、なかでもGBP/JPYは156円台まで円安が進みました。しかし、予想通りでしたがUSD/JPYが円高に転じると、GBP/JPYも154円半ばまで下落しました。
ユーロはドラギ総裁が会見で「景気回復について極度に慎重な見方」とコメントしたことで、ユーロ売りが加速し、EUR/USDは1.3100付近までユーロ安が進みましたが、米雇用統計でドル売りとなり1.3180まで戻しております。
最後に豪州です。
7月小売売上高 [前月比](豪)10:30前回 → 0.0%結果 → +0.1%
RBAキャッシュターゲット(豪)13:30前回 → 2.50%結果 → 2.50%
第2四半期GDP [前期比](豪)10:30前回 → +0.6% (修正 +0.5%)結果 → +0.6%
第2四半期GDP [前年比](豪)10:30前回 → +2.5%結果 → +2.6%
7月貿易収支(豪)10:30前回 → +6.02億AUD (修正 +2.43億AUD)結果 → -7.65億AUD
RBAキャッシュターゲットは予想通り据え置きとなり声明でも「追加利下げ」には触れなかったので、USD/JPYを始めとする円相場も好調であったこともあって、AUD/JPYも91円台まで上昇しました。
ただ、「追加利下げ」について少し触れておきますと、今回の声明にあるように「過去の緩和の効果が今後さらに出てくる見通し」と利下げの効果をもうしばらく様子見するということで、今後の利下げの可能性を否定しているわけではありません。
今後、経済指標が悪化すれば再度利下げ観測が出てくる可能性は高いです。ですので、豪州の経済指標にも十分注意を払いましょう。
また、豪州の総選挙は与党が敗北しました。とは言っても、今回の政権交代によって豪州の金利政策が大きく変わることはないでしょう。引き続き基本路線は豪ドル安です。
あとは、中国との関係をどうするのか?ですね。
先週の注目指標(結果)
休場(トロント、NY)
8月PMI製造業(英)17:30前回 → 54.6 (修正 54.8)結果 → 57.2
7月小売売上高 [前月比](豪)10:30前回 → 0.0%結果 → +0.1%
RBAキャッシュターゲット(豪)13:30前回 → 2.50%結果 → 2.50%
8月PMI建設業(英)17:30前回 → 57.0結果 → 59.1
8月ISM製造業景況指数(米)23:00前回 → 57.0結果 → 55.7
第2四半期GDP [前期比](豪)10:30前回 → +0.6% (修正 +0.5%)結果 → +0.6%
第2四半期GDP [前年比](豪)10:30前回 → +2.5%結果 → +2.6%
8月PMIサービス業(英)17:30前回 → 60.2結果 → 60.5
7月小売売上高 [前月比](ユーロ)18:00前回 → -0.5% (修正 -0.7%)結果 → +0.1%
7月小売売上高 [前年比](ユーロ)18:00前回 → -0.9% (修正 -1.1%)結果 → -1.3%
7月貿易収支(米)21:30前回 → -342億USD (修正 -345億USD)結果 → -391億USD
加中銀政策金利発表(加)21:30前回 → 1.00%結果 → 1.00%
米ベージュブック(米)27:00(前回)・雇用:安定あるいは緩やかに増加(多くの地区)・製造業:拡大(大半の地区)・成長は緩慢もしくは穏やか(大半の地区)(今回)・雇用:安定、もしくは緩やかに拡大(大半の地区)・製造業:緩やかに成長(大半の地区)・物価上昇圧力:依然として抑制
日銀金融政策決定会合前回 → 0.00-0.25%結果 → 0.00-0.25%
7月貿易収支(豪)10:30前回 → +6.02億AUD (修正 +2.43億AUD)結果 → -7.65億AUD
BOE政策金利発表(英)20:00前回 → 0.50%結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)20:45前回 → 0.50%結果 → 0.50%
8月ADP全国雇用者数(米)21:15前回 → +20.0万人 (修正 +19.8万人)結果 → +17.6万人
新規失業保険申請件数(米)21:30前回 → 33.1万件 (修正 33.2万件)結果 → 32.3万件
8月ISM非製造業景況指数(米)23:00前回 → 56.0結果 → 58.6
7月鉱工業生産 [前月比](英)17:30前回 → +1.1% (修正 +1.3%)結果 → 0.0%
7月鉱工業生産 [前月比](独)19:00前回 → +2.4% (修正 +2.0%)結果 → -1.7%
8月非農業部門雇用者数(米)21:30前回 → +16.2万人 (修正 +10.4万人)結果 → +16.9万人
8月失業率(米)21:30前回 → 7.4%結果 → 7.3%
8月雇用ネット変化(加)21:30前回 → -3.94万人結果 → +5.92万人
8月失業率(加)21:30前回 → 7.2%結果 → 7.1%

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