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2012年9月19日水曜日

東京マーケット・サマリー(19日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 79.04/06 1.3063/67 103.25/30



NY午後5時 78.79/81 1.3042/47 102.80/84



午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の79円前半。
午前の取引では実需の売りで上値が抑えられたものの、午後に発表された日銀の追加緩和を受け、ドルは約1カ月ぶりの高値圏に上昇した。
買いの主体は海外短期筋。


<株式市場>



日経平均 9232.21円(108.44円高)



9140.75円─9288.53円



東証出来高 20億7449万株



東証売買代金 1兆3922億円



東京株式市場で日経平均は反発。
反日デモを嫌気して前日に急落したファーストリテイリング<9983.T>をはじめとする中国関連株が反発。
後場には日銀の追加金融緩和決定で円安に振れ、主力輸出株を含め幅広い銘柄が上昇。
8月20日の直近高値(9222円87銭)を上抜けた。
売買代金は連日1兆円を超えるなど、株式マーケットの地合いは改善しつつある。


東証1部騰落数は、値上がり1096銘柄に対し、値下がりが411銘柄、変わらずが174銘柄だった。


<短期金融市場> 17時11分現在



無担保コール翌日物金利 0.086%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.725(+0.015)



安値─高値 99.715─99.725



無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
地銀や信託を主な取り手に、朝方は0.08%台で取引が始まったが、取り一巡後は0.075%に低下した。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物の共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは2回連続で札割れを回避した。


ユーロ円3カ月金利先物は追加緩和を受けて買いが優勢だった。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.57(─0.08)



安値─高値 143.57─143.90



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.815%(+0.005)



安値─高値 0.815─0.795%



国債先物は続落。
前場は日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて全般的に様子見ムードとなった。
後場は日銀の追加緩和決定の発表直後に中心限月12月限は一時、前日終値より25銭高い143円90銭まで上昇。
しかし後場中盤からは、外為市場の円安基調、日経平均株価の上昇幅拡大が影響してマイナス圏に沈んだ。
現物債は超長期ゾーンが弱含みで推移。
20年債利回りは一時1.700%を付けたほか、30年債利回りは4月9日以来の1.945%に上昇し、イールドカーブはスティープ化した。
追加緩和を受けて中短期ゾーンは底堅く、長期ゾーンは先物主導の展開。
長期金利は一時節目の0.8%を割ったが、先物が戻り売りに押されると、0.8%台前半で弱含んだ。
追加緩和に関しては、一部にサプライズとの声が聞かれたが、景気刺激などへの緩和効果を疑問視する見方が出ていた。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ17のワイド化圧力が弱まった。
プレミアムは前日に192ベーシスポイント(bp)まで上昇していたが、19日は日銀による追加金融緩和を材料視した株高に反応して188bpへと低下。
もっとも、iTraxxJapan新シリーズへの移行を20日に控えて動きにくさがあったほか、中国の反日デモによる日本企業への影響が懸念されており、大幅なタイト化に至らなかったという。


<スワップ市場>



スワップ金利(17時09分現在の気配)



2年物 0.32%─0.22%



3年物 0.33%─0.23%



4年物 0.35%─0.25%



5年物 0.41%─0.31%



7年物 0.57%─0.47%



10年物 0.87%─0.77%



[東京 19日 ロイター]

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