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2012年9月19日水曜日

円、78円台後半〔NY外為〕(18日)


【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀による追加金融緩和をめぐる思惑から弱含んだ。
午後5時現在は1ドル=78円74~84銭と、前日同時刻(78円66~76銭)比08銭の円安・ドル高。


19日に結果が発表される日銀の金融政策決定会合では、米国に続いて追加緩和が打ち出されるとの期待が浮上している。
また、尖閣諸島問題をめぐる日中関係の緊迫を受けて、地政学的リスクへの警戒感も円売り圧力につながった。
ただ、いずれの材料も今後の展開を見たいとする向きが多く、相場の振幅は限られた。


一方、ユーロは、重債務国スペインの救済をめぐる先行き不透明感が台頭し下落。
欧州中央銀行(ECB)は先に南欧諸国の国債の無制限購入を決定したが、スペインは支援要請に必要な条件を検討中との姿勢を改めて示している。
また、ユーロ圏が課す財政緊縮策が域内のリセッション(景気後退)を招くとの懸念も根強かった。
さらに、ドル、円に対して約4カ月ぶりの高値まで上伸した反動から利益確定の売りが出たことも下押しした。


ユーロは対ドルで、同時刻 現在1ユーロ=1.3042~3052ドル(前日午後5時は1.3111~3121ドル)、対円では同102円76~86銭(同103円13~23銭)。

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