2012年10月16日火曜日
小反発〔ロンドン株式〕(15日)
【ロンドン時事】週明け15日のロンドン株式市場の株価は、良好な米国の経済指標などをながめ小反発、FT100種平均株価指数は前週末終値比12.29ポイント高の5805.61で引けた。
週末に発表された9月の中国輸出額が前年同月比9.9%増と4カ月ぶりに過去最高を更新したほか、米商務省がこの日発表した9月の小売売上高も前月比1.1%増と3カ月連続で上昇、当市場もリスク回避が後退し序盤から堅調に推移した。
スペインが近く追加支援を要請するとの観測も、銀行株を買う動きにつながった。
もっともハーグリーブス・ランズダウンのキース・ボウマン氏は、「米国の経済指標が材料視されたが、なお方向感は出ていない」と指摘。
その上で、週後半に向け「(本格化している)企業決算が市場の方向性を決めることになる」との見方を示した。
個別銘柄では銀行大手のバークレイズが4.65ペンス高の236.85ペンスと上伸、医薬のグラクソ・スミスクラインも13.00ペンス高の1437.00ペンスと買われた。
半面、スペイン大手行のサンタンデールが支店網買収計画の撤回を伝えたロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は2.80ペンス安の268.10ペンスと下落した。
石油大手BPも1.90ペンス安の429.55ペンスと軟調。
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