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2012年10月16日火曜日

円、78円台後半〔ロンドン外為〕(15日)


【ロンドン時事】週明け15日のロンドン外国為替市場の円相場は、良好な米経済指標などもにらみ軟調、1ドル=78円台後半で推移した。

午後4時現在は78円70~80銭と、前週末午後4時(78円30~40銭)比40銭の円安・ドル高。

日本の長期信用力の低下を指摘した米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のリポートや、米社買収を発表した携帯大手ソフトバンクによるドル資金調達の思惑を背景に、東京市場から円売り・ドル買いが優勢。


またこの日発表された9月の米小売売上高が前月比1.1%増と市場予想を上回ったことも、米国経済の回復期待につながらりドル買い材料となった。

もっとも市場では、今週相次ぎ発表される米国の経済指標や週末に開催される欧州連合(EU)首脳会議をにらんで様子見姿勢も強く、円の下値も限定的だった。

一方でユーロは、スペインの追加支援要請をめぐる不透明感から上値が重く、午後に入ると再び軟調な展開に転じた。

市場からは「引き続きユーロは売りにくいものの、1ユーロ=1.30ドルの上値を抜けるには材料不足」(市場関係者)との指摘が出ていた。

ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2930~2940ドル(前週末午後4時は1.2965~2975ドル)。

対円では同101円85~95銭(101円55~65銭)。

他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6045~6055ドル(1.6080~6090ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9335~9345フラン(0.9315~9325フラン)。



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