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2012年10月17日水曜日

欧州市場サマリー(16日)


1244GMT 15日終盤

ユーロ/ドル<EUR=> 1.3046 1.2948

ドル/円<JPY=> 78.880 78.620

ユーロ/円<EURJPY=> 102.92 101.80

<p />16日終値 前営業日終値

株 FT100 5870.54(+64.93) 5805.61

クセトラDAX 7376.27(+115.02) 7261.25

<p />金 現物午後値決め 1746.50 1736.00

(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

先物

3カ月物ユーロ(12月限) 99.79 (‐0.01) <FEIZ2>

独連邦債2年物(12月限) 110.62 (‐0.06) <FGBSZ2><0#FGBS:>

独連邦債5年物(12月限) 125.42 (‐0.29) <FGBMZ2><0#FGBM:>

独連邦債10年物(12月限) 140.79 (‐0.76) <FGBLZ2><0#FGBL:>

独連邦債30年物(12月限) 130.58 (‐1.32) <FGBXZ2><0#FGBX:>

<p />現物利回り

独連邦債2年物 0.082 (0.054) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>

独連邦債5年物 0.564 (0.522) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>

独連邦債10年物 1.540 (1.479) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>

独連邦債30年物 2.390 (2.330) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>

<為替> ユーロが対ドルで1週間ぶり、対円、ポンドで4週間ぶり高値に上昇した。

市場関係者によると、スペインに対する予防的信用枠の設定にドイツが態度を軟化させ ているとの報道が支援している。

ユーロはスペインの早期支援要請観測や独ZEW(欧州経済センター)景気期待指数改 善を好感し買われていたが、報道を受けて一段高となっている。

ドル/円は一時、9月19日以来の高値となる78.94円に上昇した。

日銀に よる追加緩和観測などが追い風になっている。

<株式> ロンドン株式市場は続伸して終了した。

ドイツがスペイン支援に対する態度を軟化させるとの報道が追い風となった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は64.93ポイント(1.12%)高の 5870.54。

主要株価指数は、ドイツの欧州経済センター(ZEW)がこの日発表した10月の独景気期待指数が改善したや、米企業決算が好調だったことなどを受け上昇。

その後ブルームバーグ通信がドイツの有力議員2人がスペインが欧州救済基金の予防的信用枠から支援を受ける可能性を排除しないと発言したと報じたことを受け、上げ足を速めた。

ただ、独議員のうち1人は同報道について、自身の発言が「拡大解釈」されたと述べている。

この日は銀行株<.FTNMX1770>が上昇を主導。

ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は6.1%高で終了した。

欧州株式市場は続伸した。

金融株が上昇して相場を押し上げたほか、スペインが財政支援要請に近づいたとの観測も根強く、追い風となった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は14.78ポイント(1.35%)高の1113.14。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は62.78ポイント(2.53%)高の2547.90。

銀行株<.SX7P>が2.9%高と上げが目立った。

米ゴールドマン・サックス<GS.N>の第3・四半期決算が予想を上回ったことから、金融株が上昇した。

財政支援要請に近づいたとの観測から、スペインの主要株価指数IBEX<.IBEX>は3.4%上昇した。

ドイツはスペインの予防的信用枠申請にオープンかもしれないとするブルームバーグの報道も、相場を押し上げた。

<ユーロ圏債券> 予想を上回る経済指標やスペインが支援要請に近づいているとの観測を背景にリスク選好が高まり、安全資産の独連邦債が売られた。

独連邦債先物は78ティック安の140.84。

10年物独連邦債利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇の1.54%。

ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した10月の独景気期待指数はマイナス11.5と前月のマイナス18.2から改善し、市場予想(マイナス15.0)を上回った。

市場筋によると、ドイツはスペインが欧州安定メカニズム(ESM)の予防的信用枠から支援を受ける可能性を排除しないとの独有力議員の発言を伝えた報道が、独連邦債の売りを加速させた。

この議員は報道について「拡大解釈されている」との見方を示した。

スペイン10年債利回りは5.81%でほぼ変わらず。

アナリストは、同国による支援要請の時期をめぐる不透明感が解消されるまで小幅レンジでの推移が続くとみている。

ギリシャ10年債利回りは前日につけた2011年8月以来の低水準近辺でこの日も推移。

ドイツのメルケル首相やショイブレ財務相による最近の発言がギリシャに対する態度軟化を示唆していることが背景にある。

リスク選好の高まりを受け、ベルギーやフランスの国債も売られた。

ただ、利回りは依然として過去最低水準近辺にとどまった。

ベルギー10年債利回りは4.4bp上昇の2.38%。

仏10年債利回りは5.5bp上昇の2.09%。

ベルギーやフランスはユーロ圏国債の中で最も安全な国と最もリスクの高い国の中間に当たる「半中核」と位置付けられており、リスク選好の急激な変化の影響を比較的受けにくい。

[東京 17日 ロイター]

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