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2012年10月22日月曜日

円軟調、3カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(22日正午)


【ロンドン時事】週明け22日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本の上半期の貿易赤字が過去最高となるなど、円売り材料が相次ぎ、1ドル=79円80銭付近と7月12日以来3カ月ぶりの安値水準を推移している。


正午現在では、79円80~90銭と前週末午後4時(79円35~45銭)比45銭の円安・ドル高。

貿易赤字拡大のほか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の財政健全化が示されなければ一段の格下げを検討すると表明したことや、日銀の白川方明総裁が追加金融緩和の方針を示したことが伝えられるなど、「円に対するネガティブなニュースが断続的に続いた」(邦銀筋)という。


ただ、輸出筋の売りも「これ以上の円安水準では継続的にあり、ドル円の上値は重い」(同)との見方が聞かれた。

別の邦銀筋は、「ユーロ円が104円を抜けており、対ユーロでこれ以上の円安が進むと、ドル円も上値を試す可能性がある」との警戒感を示した。

ユーロは強含み。

正午現在では、1ユーロ=104円30銭~104銭40銭(前週末午後4時は103円40~50銭)と、前週末比1円10銭の円安・ユーロ高。

対ドルでは、同1.3065~3075ドル(1.3025~3035ドル)。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6040~6050ドル(1.6015~6025ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9255~9265フラン(0.9275~9285フラン)。




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