2012年10月22日月曜日
円続落、79円台後半〔NY外為〕(22日朝)
【ニューヨーク時事】週明け22日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが一段と加速し、1ドル=79円台後半に続落している。
午前9時20分現在は79円75~85銭と、前週末午後5時(79円27~37銭)比48銭の円安・ドル高。
日本の財務省がこの日発表した9月の貿易収支統計によると、対中輸出の急減などが響き、赤字額は同月としての最大を記録。
月末に予定される日銀の金融政策決定会合での追加緩和観測が強まった。
また、この日は米スタンダード&プアーズ(S&P)が日本の格付けに関するリポートを発表し、財政健全化が進まない場合、現行の「AAマイナス」を引き下げる可能性があると警告したことも円売り材料視されたもよう。
一方、米国では23~24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、週末26日には第3四半期GDP(国内総生産)速報値の発表を控えている。
これらのイベントをきっかけに、約3カ月半ぶりに80円台に乗せるかどうかが焦点となりそうだ。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3040~3050ドル(前週末午後5時は1.3018~3028ドル)、対円では同104円10~20銭(同103円21~31銭)で推移している。
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