為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年10月6日土曜日

円下落、78円台後半〔NY外為〕(5日)


【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米雇用統計での失業率の改善を受けたドル買いから、弱含んだ。
午後5時現在は78円61~71銭と、前日同時刻(78円44~54銭)比17銭の円安・ドル高。


米労働省が朝方発表した雇用統計によると、9月の失業率は7.8%と前月の8.1%から0.3ポイント低下した。
市場は2009年1月以来3年8カ月ぶりの低水準に改善したことを好感し、発表を境にドルが急伸。
これを受けて円は一時78円88銭と2週間ぶりの安値まで下落した。
一方、景気動向を反映する非農業部門就業者数は前月比11万4000人増と、ほぼ市場予想通りの内容となった。
順調な雇用の伸びを示す目安とされる20万人の増加数には及ばなかったことから、その後ドルが一部買い戻されたが、総体的には円売り・ドル買い地合いが続いた。


ユーロも良好な米雇用統計を受けてリスク投資意欲が高まったことから、上昇した。
対ドルでは一時1ユーロ=1.3072ドル、対円では一時102円80銭と約2週間ぶりの高値まで上昇。
同時刻現在は、対ドルで1.3010~3020ドル(前日午後5時は1.3013~3023ドル)、対円は同102円50~60銭(前日午後5時は102円13~23銭)で推移している。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ