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2012年10月19日金曜日

<東証>一時9000円台回復 円安傾向を好感


19日午前の東京株式市場は、世界経済の回復期待や日銀の追加金融緩和観測を背景とした円安傾向を好感した買いが優勢となり、日経平均株価が一時、前日終値比34円04銭高の9016円90銭まで上昇した。


9000円台の大台を回復するのは、取引時間中では9月25日以来、約3週間ぶり。

ただ、その後は利益を確定するための売りも出て、8900円台半ばに反落している。

米国で景気の最大の足かせとなってきた住宅市場の底打ち観測が台頭。

最近の経済指標が改善していることもあり、米景気の回復期待が高まったほか、スペインの10年物国債の利回りが低位安定するなど欧州債務危機への懸念も和らぎ、世界的に投資家の間でリスク資産を買い戻す動きが強まっている。


さらに、19日の東京市場では「日銀が30日の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切る」との観測が拡大。

円相場が1ドル=79円台前半と円安水準で推移していることを材料に、自動車や電機など輸出関連銘柄を中心に買いが優勢となった。

【浜中慎哉】

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