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2012年10月19日金曜日

円、79円台前半=ユーロは一時104円台〔ロンドン外為〕(18日)


【ロンドン時事】18日のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の追加金融緩和観測を背景に売られ、一時1ドル=79円47銭と約2カ月ぶりの円安水準まで下落した。

午後4時現在は79円20~30銭と、前日午後4時(78円70~80銭)比50銭の円安・ドル高。

円は対ユーロでも下落、一時1ユーロ=104円14銭と5月8日以来約5カ月ぶりに104円台をつけた。

同時刻現在は同103円70~80銭(103円25~35銭)。

ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.3085~3095ドル(前日午後4時は1.3115~1.3125ドル)。

政府の経済対策策定方針を受けて市場では日銀の追加金融緩和観測が高まっており、円が主要通貨に対し売られる展開。

また米フィラデルフィア連銀が発表した10月の製造業景況総合指数が5.7と半年ぶりにプラス圏に回復したことも、円売り・ドル買いにつながった。

一方、ユーロは午後に入り対ドルで上値を削られた。

市場では、この日から始まった欧州連合(EU)首脳会議で「スペインの追加支援要請に向けた進展は期待出来ない」(市場筋)との見方が広がっており、目先筋の利食い売りも出た格好。

ただ一部からは、「首脳会議への期待値が下がっている割にはユーロの下値は固く、市場は安定している」(邦銀筋)との声も聞かれた。

他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6130~6140ドル(1.6160~6170ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9230~9240フラン(0.9225~9235フラン)。



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