為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年11月2日金曜日

欧州株式市場サマリー(1日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5861.92(+79.22)
前営業日終値 5782.70(‐67.20)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7335.67(+75.04)
前営業日終値 7260.63(‐23.77)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3475.40(+46.13)
前営業日終値 3429.27(‐30.17)
<ロンドン株式市場> 商いを伴って急反発した。
好調な企業決算が追い風となったほか、市場では月初に当たり、新たにポジションを形成する動きが活発化した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は79.22ポイント(1.37%)高の5861.92。
上昇率は10月1日以来の大きさとなった。
銀行株<.FTNMX8350>だけで同指数を20ポイント近く押し上げた。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は8.2%急伸し、銀行株の上昇をけん引した。
同日発表した第3・四半期決算で、不良債権へのエクスポージャーが減少したことが好感された。
モニュメント・セキュリティーズのセールス部門責任者、アンディ・アッシュ氏は「この日が11月最初の取引であることが重要」とし、「ファンドが10月のポジションを手仕舞い、11月に向けて新たなポジションを形成したことが大きい」と述べた。
通信大手BT<BT.L>は6.8%値を上げた。
同社が発表した第2・四半期決算は収入が市場予想を下回ったものの、市場関係者は利払い・税・償却前利益(EBITDA)などが材料視されたと指摘している。
衛星放送大手BスカイB<BSY.L>も決算が好感され、7.1%急伸した。
<欧州株式市場> 反発。
底堅い企業決算に加え、米国および中国発の堅調な指標が相場を支援した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は13.61ポイント(1.24%)高の1109.99。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は30.23ポイント(1.21%)高の2533.87。
英BTグループ<BT.L>やロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>などが発表した底堅い決算を受け、通信株<.SXKP>は1.4%上昇、金融株<.SX7P>は2.2%上昇した。
BTグループは7%高。
コスト削減が奏功し、通年の利益見通しを据え置いた。
ロイズは8.3%高。
第3・四半期決算で、返済保証保険の不適切な販売をめぐる追加引当金を計上したものの、再建計画で進展がみられることが注目された。
高級ブランド株<.SXQP>も高い。
スイスのリシュモン<CFR.VX>は4.9%高。
バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチによる投資判断引き上げを好感した。
中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が上向いたことも、同セクターを支援した。
中国国家統計局とHSBCがそれぞれ発表した10月のPMIはともに前月から上昇し、中国経済が回復傾向にあるとの見方を強める内容となった。
同指標は、自動車株<.SXAP>への需要も押し上げ、独BMW<BMWG.DE>は3%高。
米指標も、センチメントの改善につながった。
新規失業保険申請件数が改善したほか、10月の米ADP民間雇用者数が8カ月ぶりの高い伸びとなり、2日の米雇用統計の発表を控え、幸先の良い結果となった。
[東京 2日 ロイター]

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ