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2012年11月2日金曜日

ダウ反発、一時150ドル高〔米株式〕(1日午前)

【ニューヨーク時事】1日午前の米株式市場は、良好な内容の米経済指標を好感し、反発している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時150ドル余り上昇。
午前10時40分現在、前日終値比145.00ドル高の1万3241.46ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が36.40ポイント高の3013.63。

米株価は堅調な米雇用関連統計を受け、高寄りした。
米労働省が発表した10月27日までの1週間の新規失業保険申請は前週比9000件減の36万3000件で市場予想(ロイター通信)の37万件を下回った。
また、米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した10月の全米雇用報告で非農業部門の民間就業者数は前月比15万8000人増と、市場予想(同)の13万5000人を上回った。

その後発表された米経済指標を受け、米株式相場は一段と上げ幅を拡大。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した10月の米製造業景況指数が51.7と前月から改善し、2カ月連続で景気拡大・縮小の境目となる50を超えたほか、市場予想の51.2も上回った。
米民間有力調査会社コンファレンスボードが発表した10月の米消費者信頼感指数は72.2と前月から上昇した。

個別銘柄では、AT&T(1.16%高)やベライゾン・コミュニケーションズ(1.50%高)など通信株は堅調に推移。
マイクロソフト(1.96%高)やヒューレット・パッカード(1.31%高)、インテル(2.03%高)といったIT関連株も買われている。
低調な決算を受け、ファイザー(1.49%安)やエクソンモービル(0.16%安)は下げが目立つ。
ウォルマート・ストアーズも0.85%安と軟調。

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