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2012年11月3日土曜日

欧州市場サマリー(2日)

1607GMT 1日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2842 1.2942
ドル/円<JPY=> 80.510 80.130
ユーロ/円<EURJPY=> 103.40 103.69
2日終値 前営業日終値
株 FT100 5868.55(+6.63) 5861.92
クセトラDAX 7363.85(+28.18) 7335.67
金 現物午後値決め 1685.00 1716.25
<p />(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(12月限) 99.81 (+0.01) <FEIZ2>
独連邦債2年物(12月限) 110.78 (+0.05) <FGBSZ2><0#FGBS:>
独連邦債5年物(12月限) 126.02 (+0.12) <FGBMZ2><0#FGBM:>
独連邦債10年物(12月限) 141.87 (+0.16) <FGBLZ2><0#FGBL:>
独連邦債30年物(12月限) 132.96 (+0.58) <FGBXZ2><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.006 (0.018) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.466 (0.484) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.451 (1.463) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.271 (2.292) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> 市場予想を上回る米雇用統計を受けて、ドルが対円でおよそ6カ月ぶり、対ユーロで3週間ぶり高値に上昇した。
ドル/円は4月27日以来の高値となる80.67円まで買われた。
<株式> ロンドン株式市場は小幅高。
この日発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回ったものの、来週6日の米大統領選挙を控え、投資家は買いに慎重となった。
個別銘柄では、自動車保険のアドミラル<ADML.L>が5.3%と大幅安。
保険の価格安に伴う四半期収入の落ち込みが嫌気された。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は2.1%安。
第3・四 半期決算は、営業利益が10億5000万ポンド(16億9000万ドル)と、前年同期の200万ポンドから増加したが、近く開始される見込みの規制当局との協議後に、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)や他の金利の不正操作に関連し、罰金が科される可能性があるとした。
欧州株式市場は、予想を上回る10月米雇用統計を受けて続伸した。
ただ、6日の 米大統領選の結果が判明するまで、目先は小動きになるとの見方も出ている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.20ポイント(0.47%)高の1115.19。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.28ポイント(0.52%)高 の2547.15。
景気サイクルに大きく影響を受けることから、循環銘柄と位置づけられている鉱山株 <.SXPP>が0.8%高、自動車株<.SXAP>は1.2%上昇した。
好調な米中経済指標が追い風となった。
10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月に比べて17万1000人増加し、予想を上回った。
8月と9月の雇用者数は合計8万4000人上方修正された。
一方で通信株<.SXKP>は0.4%下落した。
ドイツテレコム<DTEGn.DE>が2013年か ら、配当を最大で3分の1削減することを検討中との一部報道で売られた。
米仏系通信機器大手アルカテル・ルーセント<ALUA.PA>は5.5%値を下げた。
同社の 第3・四半期決算は2四半期連続で営業損失を計上した。
<ユーロ圏債券> ドイツ連邦債先物が上昇した。
ただ、6日の米大統領選投票を控え、ギリシャが再び危機に直面するなか、多くの投資家は大きなポジション形成を避けており、最近のレンジを抜け出すことはなかった。
10月の米雇用統計で、予想を上回る雇用増となったことを受けて、ドイツ連邦債は取引時間中の安値をつけたが、間もなく下げを取り戻した。
クレディ・アグリコルの債券戦略部門の世界責任者、デービッド・キーブル氏は「どうなるのかがかなり不透明で(米国選挙への市場の)反応は大きいものとなるだろう。
現在のところ、オバマ(大統領)が恐らく再選するが、激戦州『スイングステート』(揺れる州)で両候補が接戦となっている」とみる。
1日公表されたロイター/イプソス調査によると、オバマ大統領と共和党のロムニー候補の支持率が本選の激戦州となることが予想される4州で拮抗(きっこう)している。
ただバージニア州では、オバマ大統領のリードが広がった。
キーブル氏は「ギリシャが混乱してきた。
恐らくそういうこともあって、米国債とドイツ連邦債が週末(にかけて上昇)しているのだろう」と話した。
ドイツ連邦債は16ティック高の141.87で清算した。
米労働省が発表した10月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が前月に比べて 17万1000人増加し、予想の12万5000人増を上回った。
オバマ氏再選の障害となっていたさえない景気が、予想外に底堅いことを示した。
米大統領選の結果が金融市場に与える影響について、アナリストの見方は分かれる。
減税を好む保守的政権が誕生すれば、株式相場が上昇するとみる向きがいる。
一方で、ロムニー氏が勝てば、連邦準備理事会(FRB)の拡張的な金融政策が巻き戻されるとの不安が高まるため、オバマ氏勝利で株式相場が上昇するとの見方も出ている。
ギリシャは景気後退が進み、財政状況が厳しさを増した。
債務負担の削減期限延長をめぐり、国際支援機関とギリシャは合意に向けたギリギリの交渉を続けている。
議会は来週、交渉の鍵を握る135億ユーロの緊縮策について採決を行うが、見通しは不透明となっている。
連立与党の一角、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)所属議員が1日、金融支援への見返りとして国際機関から求められている財政緊縮措置に反対するとして、同党を離党したことを明らかにしている。
インベステックのアナリスト、ブライアン・バリー氏は「ある種の克服できない障害に出くわす可能性が残っている」と分析、さらなる債務再編となれば、ユーロ圏離脱という「パンドラの箱を再び開ける」恐れがあると話す。
[東京 3日 ロイター]

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