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2012年11月3日土曜日

円、80円台半ば〔ロンドン外為〕(2日)

【ロンドン時事】週末2日のロンドン外国為替市場の円相場は、良好な米雇用統計を好感した円売りドル買いが進み、1ドル=80円台半ばとなった。
午後4時現在では80円50~60銭と、前日午後4時(80円10~20銭)比40銭の円安・ドル高。

雇用統計を受け、円は対ドルで一時80円68銭と、4月27日以来約半年ぶりの安値を付けた。
その後は持ちこたえ、80円台半ばでもみ合いとなった。

ある市場関係者は、「前回安値を更新したことで、利食い売りが出た」と指摘。
「この水準から下は、輸出筋のドル売りが出てくる。
下値は相当重い」とした。
また、来週の米大統領選への警戒感から過度なリスクは避ける傾向も見られたという。

もっとも、円は対ドルで中期的には、「たまに大きな調整を挟みながらも円安方向に進む」との見通しも示した。

ユーロは軟調。
ギリシャ情勢への懸念が再燃しているほか、米雇用統計を受けたドル買いに押された格好。
午後4時現在、対円では1ユーロ=103円40~50銭(前日午後4時は103円65~75銭)、対ドルでは同1.2840~2850ドル(1.2930~2940ドル)。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6035~6045ドル(1.6135~6145ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9390~9400フラン(0.9320~9330フラン)。

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