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2012年11月3日土曜日

NY株、弱含み〔米株式〕(2日午前)

【ニューヨーク時事】週末2日午前の米株式市場は、堅調な雇用統計を好感し高寄りしたものの、その後弱含みに転じた。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比56ドル余り上昇したが、午前10時35分現在は26.38ドル安の1万3206.24ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が4.33ポイント安の3015.73。

米労働省が発表した10月の雇用統計で景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比17万1000人増と、市場予想(ロイター調べ)の12万5000人を上回った。
失業率は前月から0.1ポイント上昇し7.9%だったものの、市場予想通りだった。
米株価は堅調な雇用の伸びを好感し、高寄りした。
しかし、その後は値を消している。

米商務省が発表した9月の米製造業受注は前月比4.8%増と市場予想(同)の4.6%増を上回ったものの、市場の反応は限定的だった。

個別銘柄では、好調な決算を受け米コーヒーチェーン最大手スターバックス(9.77%高)、オンライン旅行代理店プライスライン(10.78%高)、旅行口コミ情報サイトトッリプアドバイザー(20.88%高)が買われている。
メルク(1.22%高)やファイザー(0.92%高)も堅調。
一方で、キャタピラー(0.57%安)やアルコア(0.11%安)など景気敏感銘柄は下げが目立つ。
シェブロンも1.55%安と軟調。

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