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2012年11月5日月曜日

円、80円台前半=ユーロは2カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(5日正午)

【ロンドン時事】週明け5日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米大統領選を控えて模様眺めとなる中を強含み、1ドル=80円台前半となっている。
正午現在では、80円20~30銭と前週末午後4時(80円50~60銭)比30銭の円高・ドル安。

円の対ドル相場は、先週末の良好な米雇用統計を受けた下落分を戻した格好。
ただ、日本の貿易赤字などを背景に「トレンドは円安」(邦銀筋)との見方も聞かれた。

市場では、6日の米大統領選を控えて様子見ムードも強まっている。
前出の邦銀筋は「オバマ大統領が再選を決めても、ドル安とドル高のどちらに振れるか読めない」と指摘した。

ユーロはギリシャ情勢への懸念再燃などを材料に、対ドルで1ユーロ=1.2800~2830ドルの下値抵抗線を抜け、対ドルでは9月11日以来約2カ月ぶりの1.27ドル台を付けた。
正午現在では、1ユーロ=1.2785~2795ドル(前日午後4時は1.2840~2850ドル)。
対円では同102円60~70銭(103円40~50銭)。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5975~5985ドル(1.6035~6045ドル)。
スイス・フランは1ドル=0.9435~9445フラン(0.9390~9400フラン)。

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