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2012年11月30日金曜日

NYダウ、続伸〔米株式〕(29日午前)

【ニューヨーク時事】29日午前のニューヨーク株式相場は、米国の「財政の崖」回避に対する期待から続伸している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比65.51ドル高の1万3050.62ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同22.17ポイント高の3013.95。

この日は前日の買い地合いが続いた上、アジア、欧州株が堅調に推移したことも追い風となり、米株式は買い優勢で始まった。
前日、「財政の崖」問題の打開について共和党のベイナー下院議長やオバマ米大統領が楽観的な発言を行ったことから、与野党の協議進展への期待が高まり、相場を押し上げた。

また、朝方発表された米経済指標で比較的良好な内容が続いたことも投資家の買いを促した。
この日米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は予想をわずかに上回ったものの前週から2万3000件減少。
2012年第3四半期(7~9月)の企業収益も前期比3.3%増となった。
また、同期の実質GDP(国内総生産)改定値が前期比2.7%増と、予想を小幅に下回ったものの前月の速報値から0.7ポイント上方修正されたことも相場を好感した。

個別銘柄では、ヒューレット・パッカード(HP)やシスコシステムズが上昇を先導。
バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースなどの金融株も堅調に推移している。
米食品スーパー大手クローガーは好決算を受けて3%余り買われている。
一方、インテル、マイクロソフトなどのIT株は軟調。

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