為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年12月5日水曜日

円、81円後半〔ロンドン外為〕(4日)

【ロンドン時事】4日のロンドン外国為替市場の円相場は、16日に行われる衆院選を前に模様眺めとなる中、1ドル=81円後半に強含んだ。
午後4時現在では、81円75~85銭と前日午後4時(82円25~35銭)比50銭の円高・ドル安。
安倍晋三自民党総裁の一連の金融緩和強化発言を受けて円安トレンドとなっていたが、「安倍氏は言いたいことは言い尽くした」(邦銀筋)など、同発言をめぐる材料出尽くし感から、ドル円は調整的な動きにとどまった。
一方でユーロは堅調。
対円では1ユーロ=107円05~15銭(前日午後4時は107円50~60銭)、対ドルは1.3080~3090ドル(1.3065~3075ドル)。
対ドルでは一時、10月18日以来1カ月半ぶりとなる1.31ドル台に乗せた。
高値は1.3108ドル。
ギリシャ支援問題などで課題はなおも残っているが、ユーロ圏をめぐる地合いは徐々に改善している。
前出の邦銀筋は「悪い材料がなければユーロ買いが入るようになった」と、市場の変化を指摘した。
別の市場関係者もユーロ堅調に関し、「株価がしっかりに推移しているほか、南欧諸国債の利回り低下などをにらみながらの展開となった」と語った。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6100~6110ドル(1.6090~6100ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9255~9265フラン(0.9240~9250フラン)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ