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2013年2月14日木曜日

欧州株式市場サマリー(13日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6359.11(+20.73)
前営業日終値 6338.38(+61.32)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7711.89(+51.70)
前営業日終値 7660.19(+26.45)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3698.53(+11.95)
前営業日終値 3686.58(+36.00)
<ロンドン株式市場> 市場心理の改善を受け相場が底堅く推移し続けるなかショートスクイーズが入り、続伸して終了した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時6384.70まで上昇、取引時間中としては5年ぶりの高値を更新した。
その後は小緩み、20.73ポイント(0.33%)高の6359.11で取引を終えた。

アナリストは、取引終盤にかけて利食い売りが発生し、6400近辺で強い抵抗が見られたと指摘。
終値としては2008年1月3日以来の高値を上回ることはできなかった。

鉱山関連株<.FTNMX1770>は2.1%上昇。
特にユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>は3%高となった。

タロー・オイル<TLW.L>は6.8%高。
ケニアで行った油田探索結果により、同国初の商業ベースの生産が開始できる可能性が示されたことが好感された。

一方、通信大手ボーダフォン・グループ<VOD.L>は1.1%安。
独ケーブル事業のKabel
Deutschland<KD8Gn.DE>の買収を検討しているとの報道を受け、配当見通しへの懸念が高まり、売りが出た。

<欧州株式市場> 続伸し、FTSEユーロファースト300は1週間ぶり高値で終えた。
好決算やユーロ圏債務危機をめぐる懸念後退で、投資家心理が改善した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.15ポイント(0.36%)高の1165.61と、2月4日以来の高値で引けた。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.03ポイント(0.30%)高の2656.86。

英FT100種総合株価指数<.FTSE>は0.3%高となったほか、独クセトラDAX指数<.DAX>は0.7%上昇し、上値抵抗線となる7700の水準を上回って引けた。

市場予想を上回る2012年利益を発表したオランダのビール醸造大手ハイネケン<HEIN.AS>が5.7%急伸。
急拡大している新興国市場の取り込みが奏功し、欧州市場の低迷を補うとの見通しを示した。

イタリア国債入札が総選挙前の不透明感にもかかわらず底堅い需要を集めたことや、ユーロ圏鉱工業生産が緩やかな回復を裏付ける内容となったことも、相場を支援した。

クロース・ブラザース・サイドラーのヘッド・トレーダー、オリバー・ロス氏は「経済に対するやや楽観的見方が出ており、相場はこれを好感し値を上げている。
前週の下げを取り戻す展開だ」と述べた。

セクター別では、銅価格の上昇を好感し、鉱山株<.SXPP>が買われた。

半面、銀行株<.SX7E>は軟調。
仏ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)<SOGN.PA>の第4・四半期が市場予想を上回る赤字となったことが嫌気された。

欧州の銀行の約3分の2は決算をまだ発表しておらず、ソジェンの決算で銀行セクター全体への地合いが悪化した。

[東京 14日 ロイター]

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