もくじ
【編集部から】
先日、日経電子版のセミナーが弊社であり、講師にマネーセクションで連載をお願 いしているカン・チュンドさんをお招きしました。私が聞き手となり、「投資信託で 二度と失敗しないために」をテーマに、実践的なお話を伺いました。カンさんいわく、 株式相場が上がり始めると、うずうずした投資家が金融機関に足を運ぶようになる。 そこで絶対NGの質問が「お薦めの商品は何ですか?」。 投信でもう二度と失敗しないために、カンさんのアドバイスは「低コストのものを 長期、分散で買う」。金融機関は高コスト(手数料の高いもの)を短期、集中(一度 にまとめて)で買わせようとしますが、個人にもっともお薦めの手法は、販売手数料 無料の投信を、コツコツ毎月積み立てで買うことだそうです。 セミナーでは会場から多くの質問も寄せられました。私が印象に残ったやりとりを ひとつご紹介します。 Q「今保有している投信が大きな含み損を抱えている。このところの相場回復で少し 含み損が減ってきた。もっと含み損が減るまで、しばらく保有しようと思うがどうだ ろうか」 カン「新規の投資資金が入ってきたとします。あなたはこのお金で、今保有している 投信をもう一度、買いたいと思いますか」 Q「……うーん、思いません」 カン「だったら、もっといい投信に引っ越しましょう」 含み損のある投信の損切りは難しいものです。今このタイミングで、もう一度同じ 投信を買いたいと思うかどうか。これはわかりやすい判断基準になると思います。株 式相場の戻りをきっかけに、長年塩漬けになっているポートフォリオを再点検するの もいいかもしれません。 (マネー編集長 鈴木亮) ◆コレだけ読めば大丈夫! はじめての投資信託 http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_1
【保険会社が言わないホントの保険の話】
◆コロコロ代わる担当者… 保険営業を定着させるには http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_2 【30代共働き夫婦のサバイバル家計術】
◆「手取り4分の1貯金」で定年後も安心 http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_3 【マネーブログ カリスマの直言】
◆日本大復活へ、大幅円安の覚悟はあるか フジマキ・ジャパン社長 藤巻健史氏 http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_4 【豊島逸夫の金のつぶやき】
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◆相続、あるはずの書類が見つからない http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_6 【20代から始める バラ色老後のデザイン術】
◆資産3000万円のバラ色老後は一日にしてならず http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_7 【株式投資入門】
◆円安第2ラウンドの日本株 外国人が見切る分岐点 http://mx.nikkei.com/?4_74286_4464_8 【月刊日経マネー 特集セレクト】
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