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2013年3月21日木曜日

欧州市場サマリー(20日)

1346GMT 19日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2952 1.2881
ドル/円<JPY=> 95.500 95.130
ユーロ/円<EURJPY=> 123.70 122.58
<p />20日終値 前営業日終値
株 FT100 6432.70(‐8.62) 6441.32
クセトラDAX 8001.97(+54.18) 7947.79
金 現物午後値決め 1607.50 1610.75
<p />(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(6月限) 99.71 (+0.01) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.73 (‐0.05) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.30 (‐0.19) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 144.23 (‐0.39) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 134.30 (‐0.88) <FGBXM3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.025 (-0.001) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.377 (0.337) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.384 (1.343) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.269 (2.205) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルと円に対して上昇した。
キプロスが債務不履行(デフォルト)回避に向けて合意するとの見方が一部の投資家に広がり、同国への不安が緩和した。

ただ、キプロスの事態がスペインやイタリアなど域内の財政難国に悪影響を及ぼすリスクや域内の不透明感が残り、ユーロは引き続き売られやすい局面にある。

ドルは円に対して0.5%高の95.59円。
日銀の黒田東彦総裁の発言が注目されている。

<株式> ロンドン株式市場は4営業日続落。
英国市場の引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控えて神経質な取引となり、鉱山株を中心に売りが膨らんだ。

鉱山株<.FTNMX1770>は0.8%安。
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>は商いを伴って1.9%下落した。
アルミニウム価格の低迷などを背景に予想以上に費用がかさみ2012年は損失を計上した。

アングロ・アメリカン<AAL.L>は2.6%安。

アヴィヴァ<AV.L>、HSBC<HSBA.L>などが配当落ちで売られた。

欧州株式市場はキプロス支援をめぐり当局者が打開策を見いだすとの期待から4営業日ぶりに反発した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.97ポイント(0.33%)高の1198.88。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は36.94ポイント(1.38%)高の2708.90。

キプロス問題の波及を防ぐため当局者が何らかの打開策を見いだすとの観測を背景に、銀行株が買われた。

ユニオン・バンカーレ・プリビーの運用担当者ルパート・ウェルチマン氏は、キプロス問題による主要市場への打撃は欧州中央銀行(ECB)の支援策で十分阻止できるとの見方を示した。

仏医薬品大手サノフィ<SASY.PA>は2.5%高。
規制当局が多発性硬化症治療薬を認可する可能性があるとの観測が追い風となった。

<ユーロ圏債券> 独連邦債が下落した。
キプロスの債務問題でいずれ解決策を見い出すとの期待から、一部投資家が低リスクとされる国の債券へのエクスポージャーを減らした。

キプロス議会は19日、国際支援を受ける条件である銀行預金課税法案を否決した。
同国はロシアに新たな融資を求めた。

ドイツ連邦債は今週の上昇分の一部を削ったが、ユーロ圏でのキプロスの今後をめぐる不透明感や、国内銀行が再開すれば取り付け騒ぎが起きるとの不安から、域内で最もリスクが低いとされる連邦債が大きく下落すると予想する市場関係者はほとんどいない。

メリオン・ストックブローカーズの首席エコノミスト、アラン・マケイド氏は「キプロスが破たんするとは考えていないが、疑問点が依然多い。
この問題が解決され、キプロスを巡る透明性が増すまで、中核国債券への需要は目先、引き続き堅調だろう」と見通す。

市場の警戒感を示すように、ドイツが実施した10年債入札は、利回りが昨年7月以来の低水準になった。

流通市場でドイツ10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇して1.39%。
連邦債先物は32ティック安の144.30で清算した。

スペインやイタリア国債の利回りに引き続き上昇圧力が掛かるとみられるなか、株式市場の反発や、欧州中央銀行(ECB)の安全網で危機の波及が食い止められるとの期待から、両国債の利回りは落ち着いている。

イタリア10年債利回りは7bp低下して4.64%、スペイン10年債利回りも4bp下げて5.0%だった。

[東京 21日 ロイター]

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