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2013年3月5日火曜日

証券ディーラー「プロの視点」(3/5)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■米国株高で買い先行も場中で日銀副総裁候補の所信聴取の出尽くし感から為替相場で円買いが見られており、売り直される展開となった本日の株式相場ですが、売買代金上位ではテーマ銘柄や材料株、軽量級に短期資金が集中。
地合いを問わずに狙えるディーリング対象を選好する流れは続いています。

日経平均株価は小幅続伸。
前営業日高値を試す場面もありましたが、前述の通りの売り圧力から節目11700円攻防もこなせず、伸び悩む格好となりました。
ただ、前営業日から上値、下値とも切り上げています。

もう一方の株価指数でもあるTOPIXは反落。
前営業日に買われたメガバンク、不動産など時価総額上位に利益確定売りが広がったことが響きました。
対する日経平均株価は月次人気で上伸した構成比率上位・ファーストリテイリング<9983>が同指数を押し上げています。

前営業日に続いて若干の高値更新となりましたが、前営業日配信版でも紹介していたように、スクイーズ(収縮)となっているボリンジャーバンド+2σ(11731.71円)の存在が上値圧迫要因に。
さらに今週はメジャーSQ算出週でもあり、各国の金融政策イベントが控えるなか、オプション行使価格11500円から11750円の節目レベルを意識した展開が続くとの見方も変わりません。

さて、前営業日配信版では「まだ需給妙味に優れる銘柄が軸もイベント対応の準備を」と題していました。

当欄では一貫して地合いに左右されにくく、需給妙味に優れる「仕手系・低位・バイオ関連」を中心に取り組む投資戦略を推していましたが、先週2月26日に販売を締め切り、配信を行った厳選5銘柄付き市況分析レポート「仕手系・低位・バイオ ハイリターン投資で【資産倍増】を目指せ!」の提供銘柄で、すでに目標株価達成を果たしているブロッコリー<2706>、免疫生物研究所<4570>、新日本科学<2395>の3銘柄がストップ高を形成、揃って5割高を更新するなど人気継続が確認されています。

また、前営業日3月4日のインターネット会員A情報で買い推奨していたラック<3857>もストップ高。
大量のアクセスでサイトをダウンさせるサイバー攻撃「DDoS」を無力化するサービスを開始するとの一部報道が買い材料視され、情報セキュリティ対策のテーマ性と低位妙味、さらに値動きの軽さから短期資金が流入するなど、需給妙味に優れる銘柄の活躍が確認されました。

やはりイベント揃う今週は、地合いを問わずに狙い目となる需給妙味に優れる銘柄が物色の軸となります。
明日以降も金融政策動向によって場中で為替相場が動く可能性もあり、全体観は定まらない状況。
今後は「手数重視」で資金効率に適した投資対象を見ていく局面となるかもしれません。

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■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は上昇。
歳出削減問題や中国経済指標が売り材料視される場面があったものの、FRB副議長発言を受けて切り返しています。

強制歳出削減が今月1日より発動し、成長率押し下げ効果と見られたほか、2月の中国非製造業購買担当者指数(PMI)の低下も中国経済減速と受け止められ、売り優勢の立ち上がりに。

その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン副議長がワシントンで開かれた全米企業エコノミスト協会(NABE)の会議で演説し、毎月850億ドル(約8兆円)の債券購入を推し進めるべきだとの認識を示したことが好感され、買い優勢に転じました。

ダウ平均株価は、前営業日比38.16ドル高の14,127.82ドル。
ナスダック総合指数は12.29ポイント高の3,182.03ポイントで取引を終えています。

為替相場では、欧州時間帯では円買いが見られたものの、米国株持ち直しとともに売り直される格好。
東京時間帯早朝では、1ドル93円台半ば、1ユーロ121円台後半の水準で取引されました。

東京株式市場では、米国市場上昇を好感した買いが先行。
日経平均株価は11732円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が前営業日高値圏での立ち上がりとなり、ひとまずは高値攻防に終始。
ただ、上値は伸ばせず、日銀副総裁候補の所信聴取の出尽くし感から為替相場で円買いが見られており、伸び悩む動きとなりました。

後場では日経平均株価が日中安値圏での取引、TOPIXもマイナス圏に転じるなか、日経平均株価の節目11700円攻防もこなせず、下値模索の動きとなっています。

日経平均株価終値は、31.16円高の11,683.45円。
東証1部の売買代金は概算で1兆9807億円。
東証1部の売買高は概算で30億7907万株。
値上がり銘柄は738(43%)に対し値下がりは815(47%)、変わらずは145(8%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■日経平均株価続伸もTOPIX反落と株価指数に明暗が分かれるなか、日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>が月次人気で上伸、ソフトバンク<9984>、キヤノン<7751>も底堅く推移したこともあり、日経平均株価を支えています。

一方、時価総額上位の三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、証券の野村ホールディングス<8604>、関係性の深い三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産らは前営業日上昇から利益確定売りを集めており、TOPIXを押し下げました。

売買代金上位では、シェールガス関連のトーヨーカネツ<6369>が低位妙味も伴って人気化、恩恵の見込まれる東京電力<9501>、三菱商事<8058>も堅調に推移。
値動きの軽いガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>などにディーリング物色が向かっています。

セクターでは、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、日本水産<1332>、マルハニチロホールディングス<1334>の水産農林、日本航空<9201>の空運などが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並びました。

ニコン<7731>、HOYA<7741>の精密機械、ファーストリテイリング<9983>の小売、三菱商事<8058>の卸売が続いています。

一方、値下がり上位には、王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3893>の紙パルプ、所属全銘柄が下落した保険業、前営業日に買われた三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産などの下げが目立ちました。

個別では、月次動向を発表したスタートトゥデイ<3092>、ユナイテッドアローズ<7606>、増額の日機装<6376>、稲葉製作所<3421>、新規カバレッジのTHK<6481>、ブラザー工業<6448>、目標株価引き上げの太陽誘電<6976>らが材料物色を集めています。

新興市場では、バイオ関連のジーエヌアイグループ<2160>、メドレックス<4586>、免疫生物研究所<4570>、医学生物学研究所<4557>、PM2.5関連として興研<7963>、重松製作所<7980>が人気化しました。

また、軽量級のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、ブロッコリー<2706>、ユーグレナ<2931>、ラック<3857>、ケンコーコム<3325>、UBIC<2158>、クロス・マーケティング<3629>などもディーリング資金を集めています。

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