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2013年3月5日火曜日

欧州株式市場サマリー(4日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6345.63(‐32.97)
前営業日終値 6378.60(+17.79)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7691.68(‐16.48)
前営業日終値 7708.16(‐33.54)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3709.76(+ 9.85)
前営業日終値 3699.91(‐23.09)
<ロンドン株式市場> 反落。
中国からの金属需要が減退するのではとの懸念から鉱山株に売りが出た。

鉱山株<.FTNMX1770>は2.6%安。
中国のさえない製造業統計で前週末から値下がりしているが、この日は中国による不動産規制の強化に伴い原材料への需要が減退するのではとの懸念が広がった。

カザキミス<KAZ.L>は5.9%安の557ペンス。
ドイツ銀は目標株価を650ペンスに引き下げた。

アングロ・アメリカン<AAL.L>は2.7%安。
野村では、株価が割高な上、2013年の収益予想が高すぎるとして、投資判断を「リデュース」に引き下げた。

銀行株<.FTNMX8350>も2%安とさえず。
2012年の税引き前利益が予想を下回ったHSBC<HSBA.L>は2.5%下落した。

<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。
各国中銀の緩和姿勢が改めて示されたことを好感したが、失望を誘う一部企業決算やイタリア政治の不透明感が重しとなった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.28ポイント(0.02%)安の1168.36。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン副議長が、異例の緩和策がなお必要との認識を示し、下げを幾分取り戻した。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.03ポイント(0.12%)高の2619.78。

だが、イタリアのFTSE・MIB指数<.FTMIB>の下げが目立ち、取引時間中には3カ月ぶり安値に接近、終値も0.9%安だった。
先週の総選挙で明確な勝者が決まらず、数カ月中に再選挙が行われる可能性が出てきたことを嫌気した。

ウニクレディトの株式ストラテジスト、タモ・グリートフェルド氏は「この不透明感の強い期間がしばらく続くだろう」と見通す。

その上で、相場下落のリスクが最も高いのはスペインとイタリア市場とし、ドイツ株への投資を勧めた。

HSBCホールディングス<HSBA.L><0005.HK>は2.5%下落した。
2012年の税引き前利益が、アナリスト予想を下回ったことなどを嫌気した。

[東京 5日 ロイター]

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