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2013年3月27日水曜日

円、94円台前半〔ロンドン外為〕(26日)

【ロンドン時事】26日のロンドン外国為替市場の円相場は、キプロス問題を受けたユーロ圏の危機対応への懸念もくすぶる中、1ドル=94円台前半で堅調に推移した。
午後4時現在は94円15~25銭と、前日午後4時(94円30~40銭)比15銭の円高・ドル安。
キプロス支援合意により投資家のリスク回避はひとまず落ち着いたものの、市場では今回の措置と同様に、他のユーロ圏諸国に対する支援時にも大口預金者への負担強制措置が取られるとの懸念が根強い。
このためユーロは上値が重いほか、相対的に安全資産とされる円は一時対ドルが93円台、対ユーロで120円台をつけるなど底堅い展開となった。
年度末を控えた日本の輸出企業による円買いも支援材料。
もっとも、日銀新体制下で初の金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会を来週に控えて全般には様子見。
円も上値は限定的で、積極的にポジションを傾ける動きは乏しかった。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2855~2895ドル(前日午後4時は1.2875~2885ドル)。
対円では同121円15~25銭(121円50~60銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5150~5160ドル(1.5180~5190ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9480~9490フラン(0.9465~9475フラン)。

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