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2013年3月2日土曜日

NY株、反発=5年5カ月ぶり高値〔米株式〕(1日)☆差替

【ニューヨーク時事】週末1日のニューヨーク株式市場は、米政府の強制歳出削減に対する懸念を残しながらも、堅調な経済統計を好感して反発した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比35.17ドル高の1万4089.66ドルと、5年5カ月ぶり高値を更新して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は9.55ポイント高の3169.74。
ニューヨーク証券引所の出来高は前日比2億6300万株減の7億4210万株。
序盤は、過去最悪を更新したユーロ圏の失業率などを嫌気し、軟調な展開だった。
その後、米サプライ管理協会(ISM)製造業景況指数やミシガン大消費者景況指数がいずれも予想を上回ったことで、堅調な景気回復が裏付けられ、株価もプラス圏に切り返した。
ダウは終値ベースの史上最高値まで74ドル余りの水準に迫った。
強制歳出削減をめぐる与野党協議は決裂し、1日中の発動が不可避とみられる。
9月までに850億ドルの歳出削減につながるが、「景気に大きな影響はない」(日系証券)との見方が支配的だ。
個別銘柄では、好決算を発表したアパレル大手ギャップが2.9%高。
一方、天然ガス大手チェサピーク・エナジーは、2.4%安。
マクレンドン最高経営責任者(CEO)に対するガス田の権益割当制度をめぐり、証券取引委員会(SEC)が調査を強化したとの報道が嫌気された。

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