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2013年4月20日土曜日

欧州市場サマリー(19日)

1558MT 18日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3066 1.3050
ドル/円<JPY=> 99.270 98.130
ユーロ/円<EURJPY=> 129.75 128.11
<p />19日終値 前営業日終値
株 FT100 6286.59(+42.92) 6243.67
クセトラDAX 7459.96(‐13.77) 7473.73
金 現物午後値決め 1405.50 1393.75
<p />先物清算値
3カ月物ユーロ(6月限) 99.81 (‐0.01) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.74 (‐0.01) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.68 (‐0.12) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 146.03 (‐0.24) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 136.02 (‐0.56) <FGBXM3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.022 (0.016) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.326 (0.306) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.248 (1.229) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.197 (2.179) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドルとユーロが対円で1%超上昇。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日銀の金融政策に対し大きな反論が出なかったとの麻生財務相の発言を受け、円売りが膨らんだ。

トレーダーは、ヘッジファンドが円売り・ドル買いを再開していることを指摘した。

<株式> ロンドン株式市場は反発。
世界経済成長への懸念からこのところ売られていた鉱山株やエネルギー株に安値拾いの買いが入った。

鉱山のユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>は26.6%急騰。
共同創業者ら大株主が同社の買収を検討していることを好感した。

同社株はFT100種総合株価指数を0.6ポイント押し上げたに過ぎないが、鉱山株全体では6.5ポイント寄与、銀行やエネルギー株も押し上げた。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は42.92ポイント(0.69%)高の6286.59。
6営業日で初めての上昇となり、週間の下げ幅は1.5%に縮まった。

バークレイズ・ストックブローカーズのクリス・スティーブンソン氏は「顧客は相場安に投資機会を見い出している」と話した。
投資資金の流れを示すデータは特に今週、安値拾いの買いが入ったことを示したという。

欧州株式市場は小幅高で終えた。
カザフスタンの金属生産会社ENRC<ENRC.L>が急伸し、相場を押し上げた。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.81ポイント(0.51%)高の1153.19。
週足では米独のさえない経済指標を嫌気し2.4%安と、週間の下落率としては昨年11月以来の大きさとなった。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は19.66ポイント(0.77%)高の2575.16。

ENRCは26.6%値を上げた。
共同創業者が主要株主とともに同社を買収する計画を明らかにしたことが好感された。

<ユーロ圏債券> スペインとイタリア国債価格が上昇し、独連邦債をアウトパフォームした。
イタリア政局への懸念よりも利回りを求める意向が勝る格好となった。

イタリア議会は19日、新大統領を決める3度目の投票を行ったが選出に至らなかった。
前日までの投票で、中道右派・左派両連合が推すマリーニ元上院議員が選出に必要な票数を獲得できず、中道左派の民主党はプローディ元首相を候補に選出したが、中道右派連合はプローディ氏を支持しない立場を表明している。
4回目以降の投票で同氏の選出が決まるかが焦点となっているが見通しは不透明で、夏にも再選挙が行われる可能性は高まっている。

イタリア国債10年物利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し4.23%。
スペイン国債10年物利回りも3bp低下し4.63%となった。

短期債利回りも低下し、アナリストは流動性の非常に高い市場で利回りを求める動きが強まっていると指摘した。

プローディ氏が大統領候補に選出されたとの発表に市場はほとんど反応しなかった。
一部アナリストの間では、イタリア国債は他の周辺国債をアウトパフォームする可能性があるとの見方が出ている。

BNPパリバの金利ストラテジスト、パトリック・ジャック氏は「投資家はイタリアに対して比較的前向きな見方をしている。
スペインやポルトガル、アイルランドに対してもそうだが、イタリアは年初以降、他の周辺国市場に出遅れていたことから今後アウトパフォームする可能性がある」と話した。

ポルトガル国債10年物利回りは8bp低下し6.08%。

独連邦債は下落したが、最近の高値付近にとどまった。

最近の弱い米経済指標を受けて世界経済見通しへの懸念が再燃していることやイタリア政局の混迷が、独連邦債を支えている。

独連邦債先物は23ティック安の146.03。

独連邦債10年物利回りは2bp上昇し1.25%となった。

[東京 20日 ロイター]

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