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2013年4月26日金曜日

欧州市場サマリー(25日)

1328GMT 24日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3038 1.3015
ドル/円<JPY=> 99.280 99.470
ユーロ/円<EURJPY=> 129.47 129.46
<p />25日終値 前営業日終値
株 FT100 6442.59(+10.83) 6431.76
クセトラDAX 7832.86(+73.83) 7759.03
金 現物午後値決め 1451.00 1428.50
<p />先物清算値
3カ月物ユーロ(6月限) 99.82 (+0.00) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.76 (+0.00) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.74 (‐0.04) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 146.20 (+0.01) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 137.30 (+0.24) <FGBXM3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.013 (0.011) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.328 (0.316) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.242 (1.240) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.151 (2.158) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドルが対ユーロや円で下落。
最近の指標が精彩を欠く内容となっていることで、米景気回復ペースをめぐる懸念が強まっている。

朝方発表された米新規失業保険申請件数が大幅減となり、雇用市場が総崩れしていないことがあらためて示されたことで、ドルは対ユーロや円で下げ幅を縮小した。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「軟調な消費・製造業関連指標を受け、米景気が失速しているとの見方が投資家の間で広がった」とし、「26日発表の第1・四半期国内総生産(GDP)データが注目される」と述べた。

また、ユーロは対ドルで上昇しているものの、欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測が高まる中、上昇勢いが失速する可能性があるとみられている。

<株式> ロンドン株式市場は続伸。
鉱山株の買いが優勢となり、さえない企業決算の影響を打ち消した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は10.83ポイント(0.17%)高の6442.59。

デイバイデイのテクニカルアナリスト、バレリー・ガスタルディ氏は「(3月中旬から続いていた)値固めが最終局面にある」とし、来週には年初来高値を更新し、5月末までに2007年につけた高値の6754を試すとの見通しを示した。

鉱山株<.FTNMX1770>が高い。
銅・金相場の上昇に加え、追加景気刺激策への期待が買いを誘った。

ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>は5.4%高、アントファガスタ<ANTO.L>は4.6%高、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>は4.1%高。

第1・四半期の銅生産が前年比約12%増となったことを好感し、カザキミス<KAZ.L>は4.3%上昇した。

精彩を欠く決算を受け、アストラゼネカ<AZN.L>は1.9%安、ユニリーバ<ULVR.L>は3%安となった。

第1・四半期の英実質国内総生産(GDP)速報値が前期比0.3%増となり、リセッション入りを回避したものの、さほど材料視されなかった。

欧州株式市場は5日続伸、欧州中央銀行(ECB)などによる景気刺激策への期待やM&A(事業の買収・合併)観測、企業決算が追い風となった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.82ポイント(0.74%)高の1200.64。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は2.36ポイント(0.09%)高の2704.41。

スペイン第1・四半期の失業率が過去最悪の水準を更新するなど世界的にこのところ弱い経済指標が相次ぎ、一段の景気刺激策への期待が高まった。

商品価格の上昇につられて鉱山株<.SXPP>は2.4%高、景気刺激策への期待が押し上げた。

鉱山のカザキミス<KAZ.L>は4.3%上昇、第1・四半期の銅生産が前年比で約12%増加したことを好感した。

オランダの人材サービス会社ランスタッド<RAND.AS>は7.8%高。
スペインやポルトガル、他の欧州市場での業績回復・改善の兆しから買われた。

株式への需要を背景に、資産運用会社のアバディーン<ADN.L>など金融サービス株が<.SXFP>が1.7%上昇した。

<ユーロ圏債券> 利食い売りに押されてイタリアとスペインの国債価格が下落した。
ただ、中銀による潤沢な流動性供給を背景に売りは限定的とみられている。

欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れ計画がユーロ圏周辺国債の売りを抑制しているほか、世界の中銀による緩和政策で投資家のリスク選好度が高まっている。

前日発表された軟調な独経済指標を受け、ECBが早ければ来週にも利下げに踏み切るとの観測も浮上している。

イタリア10年債利回りは8ベーシスポイント(bp)上昇して4.08%。

イタリアではこの日、前日に首相に指名された中道左派連合のレッタ民主党(PD)副書記長が組閣に着手した。

同国債利回りは今週、2010年11月以降初めて4%を下回った。
ICAPのストラテジスト、フィリップ・タイソン氏は、このところ利回りの大幅低下が見られたとし、3.8─3.9%付近まで低下した後は、政権樹立に向けた協議が続いていることもあり、利益確定ムードが広がったと指摘した。
その上で、ECBによる利下げの可能性や潤沢な流動性を踏まえると、現時点で利回りの上昇は小幅にとどまるとの見方を示した。

スペイン10年債利回りは2bp上昇の4.31%。
第1・四半期の失業率が予想を上回り過去最悪を更新したことを受け、一時は4.42%まで上昇していたが、その後国内筋から買いが入ったとみられている。

独連邦債はほぼ横ばい。
市場関係者の間では、26日に発表される米国内総生産(GDP)統計を控え警戒感が高まっているとの指摘が聞かれた。

独連邦債先物は1ティック高の146.20で清算。
独連邦10年債利回りは横ばいの1.24%となった。

[東京 26日 ロイター]

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