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2013年4月6日土曜日

円一段安、97円台前半=3年8カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(5日)

【ロンドン時事】週末5日のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の金融緩和強化を背景とする円売りが継続、一時1ドル=97円28銭まで下落し、2009年8月10日以来約3年8カ月ぶりの安値をつけた。
午後4時現在は97円10~20銭と、前日午後4時(96円35~45銭)比75銭の円安・ドル高。
また円は対ユーロでも急落、一時1ユーロ=126円66銭と、2月12日以来約2カ月ぶり安値をつけた。
同時刻現在は同126円45~55銭(前日午後4時は123円80~90銭)。
日銀が前日発表した「量的・質的金融緩和」を受けた円売りは、この日も継続。
東京市場で1ドル=97円台まで下落した後、債券市場での長期金利の乱高下を警戒して95円台まで買い戻される場面も見られたが、当市場入り後は再び安値圏に。
3月の米雇用統計を受けた買い戻しもこなすと、東京市場の安値を抜け一段安を演じた。
ある邦銀関係者は、「95円台では円売り圧力が相当強く、当面の円の上値が確認された」と指摘、来週以降は手掛かり材料が乏しいものの、「円安トレンドは継続する」(邦銀筋)との見方を示した。
また一部からは円安をめぐり、「緊迫する朝鮮半島情勢を警戒する動きも見られる」との声も出ていた。
このほか、ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.3015~3025ドル(1.2850~2860ドル)。
ポンドは1ポンド=1.5345~5355ドル(1.5175~5185ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9325~9335フラン(0.9455~9465フラン)。

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