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2013年4月11日木曜日

円、99円台半ば〔ロンドン外為〕(10日)

【ロンドン時事】10日のロンドン外国為替市場の円相場は、前倒し発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて円安が進行し、2009年5月以来3年11カ月ぶりとなる1ドル=99円70銭台を付けた。
その後下げ渋り、99円台半ばに戻した。
午後4時現在では、99円45~55銭と前日午後4時(98円95銭~99円05銭)比50銭の円安・ドル高。
心理的な節目となる1ドル=100円の水準を前に、ドル円相場は値動きの重い展開。
ロンドン時間午後に入って、黒田東彦日銀総裁の時事通信などとのインタビューが公表され、同総裁が追加金融緩和を当面行わない姿勢を示すと、調整的な円買いが入り、円は一時、対ドルで99円割れとなった。
だがその後、FOMC議事録が前倒し公表され、多くのFOMCメンバーが年内の量的緩和終了を予想していることが伝わると、米長期金利が上昇し、一転してドル買いが進行。
円は1ドル=99円73銭まで下落した。
ただ円売りが一巡すると、円は下げ渋り、99円台半ばまで戻した。
ユーロは対ドルで堅調に推移していたが、FOMC議事要旨をきっかけとするドル高を受けて下押し。
午後4時現在、1.3080~3090ドル(1.3055~3065ドル)となった。
対円では、130円15~25銭(前日午後4時は129円25~35銭)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5320~5330ドル(1.5290~5300ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9310~9320フラン(0.9335~9345フラン)。

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