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2013年5月4日土曜日

欧州市場サマリー(3日)

1609GMT 2日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3114 1.3063
ドル/円<JPY=> 99.090 97.950
ユーロ/円<EURJPY=> 129.99 127.93
<p />3日終値 前営業日終値
株 FT100 6521.46(+60.75) 6460.71
クセトラDAX 8122.29(+160.58) 7961.71
金 現物午後値決め 1469.25 1469.25
<p />先物清算値
3カ月物ユーロ(6月限) 99.82 (‐0.02) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.78 (‐0.07) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.73 (‐0.31) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 146.15 (‐1.01) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 136.82 (‐2.84) <FGBXM3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.000 (-0.032) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.326 (0.275) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.242 (1.156) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.164 (2.049) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドルが対円で1%超上昇し、一時99.26円をつけた。
市場予想を上回る米雇用統計を受け、米経済は懸念されていたよりも底堅いとの楽観的な見方が広がった。

<株式> ロンドン株式市場は続伸、主要株価指数が6年ぶり高値水準に近づいた。
金属価格の回復で鉱山株が反発、米雇用統計が好調だったことも相場を押し上げた。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は3月14日に6529.41をつけて以来の高値水準で引けた。

ただ前回の高値水準を突破できなかったことで、一部市場関係者は目先一段と上昇するかについては慎重な見方を示している。

銅価格の反発を受けて鉱山株が値を上げた。
ENRC<ENRC.L>は11.6%上昇した。

中国の景気減速の兆候が出て、金属株は年初来大きく落ち込んだ。
このため、一部投資家から安値拾いの買いが入った。

ただ、利益確定の売りが出る可能性もあるとして、株式相場の目先の上昇に懐疑的な見方もある。

欧州株式市場は堅調な米雇用統計を好感して続伸し、終値で5年ぶり高値を更新した。

自動車関連株<.SXAP>や鉱業株<.SXPP>など景気循環株の上げが目立ち、ともに3%超上昇した。

4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比16万5000人増加し、市場予想の14万5000人を上回る伸びとなった。

ハンプステッド・キャピタルの運用担当者レックス・バンダム氏は「強い米雇用統計が好感された。
今のところ、株価の上昇を止める材料は見当たらない」と述べた。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.07ポイント(1.00%)高の1218.60と、2008年6月以来の高値で引けた。
週間では1.9%高。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は44.78ポイント(1.65%)高の2763.68。

ユーロSTOXX50ボラティリティー・インデックス<.V2TX>は6%低下し、投資家心理の改善を示した。

ディフェンシブ銘柄はさえず、ヘルスケア<.SXDP>が0.1%高、食品・飲料<.SX3P>は横ばいとなった。

今年の欧州市場では、上げ相場でディフェンシブ株が景気循環株をアウトパフォームするという異例の傾向が続いていたが、一部のアナリストはこうした状況が終わりを告げつつあるとの見方を示した。

<ユーロ圏債券> 独連邦債が下落。
市場予想を上回る米雇用統計を受けて、リスク選好が高まった。

4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を上回る16万5000人増となったほか、失業率も約4年ぶり水準となる7.5%に低下した。

これを受け、前日最高値を更新していた独連邦債先物は利食い売りが優勢となり、およそ1ポイント安の146.15で清算した。

独10年債利回りは8ベーシスポイント(bp)上昇の1.24%となった。

フランス、オーストリア、ベルギーの10年物国債利回りは、当初それぞれ1.647%、 1.435%、1.903%と過去最低水準をつけたが、結局上昇して取引を終えた。

欧州中央銀行(ECB)の下限金利である中銀預金金利をマイナスに引き下げる可能性について、ノボトニー・オーストリア中銀総裁はこの日、目先の話ではないと発言したが、債券市場への影響は限定的だった。

「インフレ懸念はほぼ消滅しつつあり」(DZ銀行の金利ストラテジスト、クリスチャン・レンク氏)、追加緩和観測は根強い。

イタリア10年物国債の対独連邦債利回り格差は2011年7月以来の水準となる251bpに縮小した。

またスペイン10年債利回りは2010年10月以来初めて4%の水準を割り込んだほか、ポルトガル10年債利回りは2年半ぶりの低水準となった。

ICAPのストラテジスト、フィリップ・タイソン氏は「(ECBによる)追加利下げ観測がくすぶり続ける公算が大きく、利回り追求の流れの中で、周辺国にとっては追い風が続く」との見方を示した。

[東京 4日 ロイター]

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