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2013年5月1日水曜日

欧州市場サマリー(30日)

1420GMT 29日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3159 1.3097
ドル/円<JPY=> 97.330 97.750
ユーロ/円<EURJPY=> 128.07 128.05
<p />30日終値 前営業日終値
株 FT100 6430.12(‐27.90) 6458.02
クセトラDAX 7913.71(+40.21) 7873.50
金 現物午後値決め 1469.00 1467.50
先物清算値
3カ月物ユーロ(6月限) 99.82 (‐0.00) <FEIM3>
独連邦債2年物(6月限) 110.75 (‐0.02) <FGBSM3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(6月限) 126.73 (‐0.11) <FGBMM3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(6月限) 146.58 (‐0.08) <FGBLM3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(6月限) 138.62 (+0.26) <FGBXM3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.012 (0.003) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.335 (0.310) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.215 (1.199) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.102 (2.103) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドルがユーロと円に対して下落。
4月のシカゴ地区購買部協会景気指数が予想に反して節目の50を下回り、景気回復への懸念が強まった。

<株式> ロンドン株式市場は反落。
米シカゴ地区購買部協会景気指数が予想を下回り、景気に敏感な銘柄に売りが出た。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は月間ベースで0.3%上昇した。
月間ベースでの上昇は11カ月連続。

この日発表された4月の米シカゴ地区購買部協会景気指数は2009年9月以来の低水準となった。

金属相場の下落に追随し鉱山株<.FTNMX1770>が2.4%安となった。

一方、予想を上回る決算に支援されBP<BP.L>が2.1%、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が1.6%、それぞれ上昇した。

サクデン・フィナンシャル・プライベート・クライアンツのアナリスト、ミルト・ソコウ氏は「今週の米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の金利決定を前に投資家は慎重になっている」と指摘。
市場関係者はとりあえず利益を確定しているが、理にかなったことだとの見方を示した。

5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)声明、2日にはECB理事会の政策発表が予定されている。

欧州株式市場は一部の米経済指標が振るわず小反落した。
ただ月間では、STOXX欧州600指数<.STOXX.>が11カ月連続で上昇、1997年以来の長さとなった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.23ポイント(0.19%)安の1200.66。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は5.38ポイント(0.20%)安の2712.00。

4月の米シカゴ地区購買部協会景気指数は予想に反して節目の50を割り込み、2009年9月以来の低水準となった。
世界経済の成長に対する影響が意識されて、投資家心理が悪化した。

モニュメント証券の営業部門責任者、アンディ・アッシュ氏は「相当悪い内容の指標がまた出た」と話した。

スイス最大手行のUBS<UBSN.VX>やドイツ銀行<DBKGn.DE>の第1・四半期決算で、利益が予想を上回り、銀行株<.SX7P>が下値を支えた。

英石油大手BP<BP.L>は2.1%高、第1・四半期決算で2つの油田で生産が開始したことなどを背景に、利益がアナリスト予想を上回ったことを好感した。

<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)が5月2日の理事会で利下げに踏み切るとの観測が高まるなか、特に仏10年債利回りが過去最低水準を更新するなど、ユーロ加盟国の国債が全般的に堅調に推移した。

今週は30─5月1日に米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)、2日にECBが理事会を開く。
FRBは資産買い入れプログラムの規模を現行水準に維持すると見られているが、ECBは主要政策金利であるリファイナンス金利を引き下げるとの見方が大勢となっている。

この日に発表された4月のユーロ圏インフレ率が3年ぶり低水準となり、3月のユーロ圏失業率が過去最悪を記録したことで、ECBによる利下げ観測が一段と高まった。

こうしたなか、仏10年債利回りは過去最低となる1.70%まで低下。
ベルギー10年債利回りも8日につけた過去最低の1.928%に迫った。

ソシエテ・ジェネラルの金利戦略部門を率いるビンセント・シェニョー氏は、「日本の投資家が国外の債券に資金をさらにシフトさせる可能性が今も市場で話題になっている。
こうしたことすべてがユーロ圏債券の支援要因となっている」と指摘。
ユーロ圏中核国の国債利回りが非常な低水準にあるなか、特にフランス国債に対する買い意欲が見られたと述べた。

スペイン10年債とイタリア10年債も低下し、ともに2010年以来の低水準をつけた。

独連邦債先物は一時146.87まで上昇し、過去最高値の146.89に迫ったものの、8ティック安の146.58で清算した。
独10年債利回りは横ばいの1.19%。

[東京 1日 ロイター]

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