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2013年5月3日金曜日

円、98円台前半〔ロンドン外為〕(2日)

【ロンドン時事】2日のロンドン外国為替市場の円相場は、黒田東彦日銀総裁の発言を受けていったんは円安が進行し、1ドル=98円40銭まで下落したが、その後買い戻され、98円前半となった。
午後4時現在では98円00~10銭と、前日午後4時(97円30~40銭)比70銭の円安・ドル高。
ロンドン時間午後、黒田総裁が出張先のニューデリーで金融緩和策の継続などを強調したことを受けて、円売りドル買いが進んだ。
ある邦銀筋は、「黒田総裁の発言に目新しいことはなかったが、円買いポジションがたまっていたことで、円売りのきっかけとされた」と指摘した。
その後、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「預入金利(下限金利)をマイナスに引き下げることも、技術的には用意ができている」と発言したことが伝わり、ユーロは対円を含めて全面安となった。
この動きにつれる格好で、円は対ドルでも買い戻された。
ユーロはドラギECB総裁のマイナス金利発言をきっかけに急落。
その後もECBの追加金融緩和が意識され、軟調に推移した。
対円では1ユーロ=128円10~20銭(前日午後4時は128円35~45銭)、対ドルでは1.3065~3075ドル(1.3185~3195ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5505~5515ドル(1.5545~5555ドル)。
ポンドはユーロ急落につれた形となった。
スイス・フランが1ドル=0.9335~9345フラン(0.9275~9285フラン)。

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