2012年9月23日日曜日
東京マーケット・サマリー(21日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.20/22 1.2971/75 101.45/48
NY午後5時 78.24/26 1.2965/66 101.45/50
午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
仲値公示付近までは輸入企業の買いが相場を押し上げたが、それがはげ落ちると失速。
さらにリスクオンムードのドル売りが相場を圧迫した。
一方、ユーロ/ドルは一時1.30ドルを回復した。
<株式市場>
日経平均 9110.00円(23.02円高)
9103.95円─9159.33円
東証出来高 16億0958万株
東証売買代金 1兆0270億円
東京株式市場で日経平均は小反発。
上海総合株価指数<.SSEC>などアジア株が切り返し買い戻しが優勢となったが、円高や景気減速への懸念は根強く上値は重かった。
電力、食品、医薬品、鉄道などのディフェンシブ系や精密機器が堅調だった一方、景気敏感株の鉄鋼は売られた。
東証1部騰落数は、値上がり900銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが177銘柄だった。
<短期金融市場> 17時19分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(変わらず)
安値─高値 99.735─99.745
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、資金余剰感が強く、朝方の調達一巡後は落ち着いた展開で、0.07%付近でも出合いが観測された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは3回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は、債券が底堅く推移したことで、強含み。
財務省が実施した2カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場の事前予想と一致した。
国内勢、海外勢の厚めの需要を集めしっかりした入札結果となった。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、6カ月物が0.42545%となり、20日の0.42727%から低下。
日銀が下限金利の撤廃と来年から短期国債買い入れ5兆円増額を決めたことで、1年以内の金利が下がり始めているとの声が聞かれた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(変わらず)
安値─高値 143.74─143.85
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(変わらず)
安値─高値 0.800─0.800%
国債先物は前営業日比横ばい。
材料難で動意に欠く中、世界景気先行きへの懸念や国債の好需給などを背景に全般に底堅い展開。
現物債は総じて強含み。
長期ゾーンは横ばい圏だったが、超長期ゾーンは強含みで推移した。
銀行勢や生保の押し目買い観測が出ていた。
中期ゾーンは小じっかり。
日銀が実施した国債買い入れオペの結果は、残存1年超10年以下が市場実勢から見て、やや甘かった。
民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。
再選を織り込んでいた市場は材料視しなかった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは211ベーシスポイント(bp)と、前日引け(208bp)に比べて3bp高い水準で取引された。
景気減速懸念に伴う企業業績への不安感から、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢。
とはいえ、株価がプラス圏で推移したほか、週末要因から積極的な取引が手控えられ、ワイド化の勢いも限定的だったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時29分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 21日 ロイター]
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