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2012年9月23日日曜日

NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)☆差替


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.46ドル安の1万3579.47ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比11億3324万株増の18億0824万株。


朝方は、スペインと欧州連合(EU)欧州委員会が支援の前提条件となる財政改革について協議していると英紙フィナンシャル・タイムズが報じたことから、欧州債務危機の対策が進展するとの期待感が高まり、買いが先行した。


しかし、先週半ばに連邦公開市場委員会(FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)を決定して以降、株価が大幅に上昇していることから、高値警戒感は継続。
昼過ぎに半導体業界の景況感悪化を示す指標が発表されたことをきっかけに、週末を控えて利益を確定する売りが広がった。


QE3を好感する買いはいったん一巡した格好。
しかし、無期限のQE3によって潤沢な資金が株式や先物市場に流れるとの期待は強く、「相場は当面、高値水準でのもみ合いが続く」(大手証券)との指摘が聞かれた。


個別銘柄では、アップルが小幅高。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」がこの日、日米欧などで発売となった。
好業績を発表したKBホームは、16.4%高と急騰した。

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