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2012年10月4日木曜日

円軟調、78円台半ば〔NY外為〕(4日朝)


【ニューヨーク時事】4日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=78円台半ば近辺で軟調に推移している。
午前9時10分現在は78円50~60銭と、前日午後5時(78円45~55銭)比05銭の円安・ドル高。


海外市場を通じ、前日発表された米国の雇用関連指標や企業景況感の改善を追い風とした円売り・ドル買いの流れが継続。
この日早朝、米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週から4000件増加したものの、37万件前後とする市場予想を下回る36万7000件にとどまり、翌5日の雇用統計発表を前に楽観ムードが広がっている。


一方、ユーロは大幅上昇。
欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で主要政策金利を現行の史上最低水準に据え置くことを決めた。
その後の記者会見で、ドラギ総裁は先の会合時に発表した国債購入計画が市場の緊張を緩和したと強調、危機拡大懸念の緩和につながっているもよう。
同時刻現在は、対ドルで1ユーロ=1.2985~2995ドル(前日午後5時は1.2900~2910ドル)。
対円では同102円05~15銭(同101円25~35銭)と約2週間ぶりの高値圏で推移している。


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