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2012年11月20日火曜日

ダウ、一時163ドル高=「財政の崖」回避期待で続伸〔米株式〕(19日午前)

【ニューヨーク時事】週明け19日午前のニューヨーク株式相場は、米国の財政赤字問題の打開に向けた協議進展期待を背景に続伸している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は買いが先行し、一時は前週末終値比163ドル高まで上昇。
午前10時10分現在は、ダウが137.17ドル高の1万2725.48ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同36.88ポイント高の2890.01。

米民主党と共和党の議会指導部は16日、大型減税の失効と自動歳出削減が重なる「財政の崖」回避を目指すオバマ米大統領との協議を終え、妥協点を見いだすことに前向きな姿勢を表明。
これを受けて財政問題解決に対して楽観的な見方が広がり、寄り付きから買いが膨らんだ。

米不動産業者協会(NAR)が発表した10月の米中古住宅販売件数は季節調整済み年率換算で前月比2.1%増の479万戸。
市場予想(475万戸=ロイター通信調べ)を上回ったが、市場への影響は限られた。

個別銘柄では、住宅改装用品のローズは予想を上回る好決算や業績見通し引き上げをはやした買いに0.81%上伸。
同業のホーム・デポも1.90%高で推移している。
ネットワーキング事業戦略強化を明らかにしたシスコシステムズは1.00%高、バンク・オブ・アメリカ(3.07%高)、JPモルガン・チェース(2.45%高)など金融株も堅調。
一方、インテルは0.69%下落。
オッテリーニ最高経営責任者(CEO)が来年5月で退任すると伝わり、後任人事をめぐる不安から売りが出た。

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