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2012年11月20日火曜日

9200円台は一瞬〔東京株式〕(20日前場、続き)☆差替

日経平均株価は取引開始直後に50円近く値を上げ、取引時間中としては9月20日以来となる9200円台に乗せる場面もあった。
ギリシャに対する支援が承認されるとの観測や米国での「財政の崖」問題の解決に向けた動きを受けて、欧米株が急伸。
為替相場も円安基調にあるため、主力株を中心に買いが広がった。

ただ、大手格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが仏国債の格下げを発表。
安倍自民党総裁が提唱する積極的な金融緩和策についても、「実現できるかどうかは不透明」(銀行系証券)との声が広がりつつあり、為替相場の先行きを警戒せざるを得ないのも確か。
日経平均は9200円台に乗せた後はすぐさま押し戻され、前日の終値をやや上回る水準での取引が続いた。

日経平均は、野田首相が衆院解散を明言して以降、約500円上昇。
上昇ピッチの速さに対する警戒感や短期的な相場の過熱感も高まっている。
日銀の金融政策決定会合後に行われる白川総裁の記者会見での発言次第では、「為替相場が不安定化する公算もある」(大手証券)だけに、株式市場参加者の多くは上値追いには及び腰だ。

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