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2012年11月24日土曜日

欧州株式市場サマリー(23日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5819.14(+28.11)
前営業日終値 5791.03(+39.00)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7309.13(+64.14)
前営業日終値 7244.99(+60.28)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3528.80(+30.58)
前営業日終値 3498.22(+20.86)
<ロンドン株式市場> 5日続伸。
ギリシャに対する次回融資実行での合意が近いとの期待から幅広いセクターに買いが入り、週間での値上がり率としては年初来で最高となった。
ただ、米国で前日が感謝祭の祝日だったことや、ギリシャ問題をめぐる再協議を週明け26日に控えていることから、商いは薄かった。
ギリシャのストゥルナラス財務相はこの日、2020年までの債務削減目標を対国内総生産(GDP)比124%とすることで国際通貨基金(IMF)が譲歩したと明らかにし、 融資実行のために埋める必要のある不足資金はあと約100億ユーロとの見方を示した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週間では3.8%高と、年初以降で最も大幅な上昇率となった。
FT100種を構成する全セクターが上昇し、鉱山株<.FTNMX1770>は0.3%高。
エクストラータ<XTA.L>とグレンコア<GLEN.L>はともに0.6%上昇した。
前日好決算を発表したSABミラー<SAB.L>は1.2%高。
証券会社による投資判断や 目標株価の引き上げが追い風となった。
<欧州株式市場> 5日続伸。
IFO独業況指数の予想外の上昇やギリシャ支援をめぐる楽観的な見方に支援された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.02ポイント(0.64%)高の1110.45。
週間ベースの上昇率は4%と年初以降最大となった。
出来高は米国市場が短縮取引となったこともあり90日平均の63%程度と低かった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は21.94ポイント(0.87%)高の2557.03。
ただ、9月高値の2579、10月高値の2610を上抜けるには至らなかった。
両指数はともに最近のレンジ内で推移し、26日のユーロ圏財務相会合でギリシャ融資が決定されない、あるいは米国の財政問題をめぐる協議が暗礁に乗り上げるといった事態になれば向こう数日間で下落する可能性がある。
BASF<BASFn.DE>、バイエル<BAYGn.DE>の2社が化学関連銘柄の上げを主導。
11月のIFO独業況指数が予想外に7カ月ぶりに上昇し、ドイツの経済見通しが改善した。
BASFは1.4%高。
バイエルは1.6%高。
国際通貨基金(IMF)がギリシャの債務削減目標をめぐり、2020年に対国内総生産(GDP)比124%に低下すれば債務は持続可能と認めることで合意したとのニュースも追い風となった。
このニュースを受けて融資決定は近いとの見方が強まり、ユーロと域内銀行株<.SX7E>は上昇した。
その他個別銘柄ではEDF<EDF.PA>が4.6%高。
取締役会が前日、中間配当を12月17日に行うことを決定したと明らかにした。
ノキア<NOK1V.HE>も9.3%値上がりした。
上海証券報が同社スマートフォン(多機能携帯電話)の最新モデル「ルミア920」の受注が発売当初20日間で250万台に達したと報じ、第4・四半期決算が予想を上回るとの見方が広がった。
[東京 24日 ロイター]

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