為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年11月24日土曜日

NY株、1万3000ドル回復=ギリシャ支援期待で〔米株式〕(23日)☆差替

【ニューヨーク時事】感謝祭明け週末23日のニューヨーク株式相場は、週明けのユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が決まるとの楽観的な見方が広がり、大幅続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比172.79ドル高の1万3009.68ドルと、終値で大統領選当日だった今月6日以来となる1万3000ドルの大台を回復。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同40.30ポイント高の2966.85だった。

この日は感謝祭祝日と週末の谷間に当たるため、午後1時で早じまい。
市場参加者も少なく、ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1億9253万株減の3億2722万株(暫定値)と薄商いだった。

相場をけん引したのは、ギリシャ支援をめぐる協議の進展。
同国への次回融資の条件をめぐって国際通貨基金(IMF)が譲歩したと伝わり、26日のユーロ圏財務相会合での合意に向けて期待感が高まった。

また、この日から本格化した米国の年末商戦が堅調なスタートを切ったことも好感された。
昨年よりも2時間早い22日午後8時に開店した小売り最大手ウォルマートは、同日の来客数が2200万人で過去最高となったと発表。
全米小売業協会(NRF)によると、年末商戦期に当たる11~12月の売上高は前年比4.1%増と旺盛な消費意欲が期待されている。

さらに、中国やドイツの経済指標が堅調だったことなど、米国内外から好材料が相次いだ。
ただ、来週は議会が再開し、「米国の財政問題についての懸念が再燃する」(準大手証券)とみられ、警戒感は残っている。

個別銘柄では、百貨店最大手のメーシーズやアパレル大手のギャップが、年末商戦への期待を背景に買われた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ