為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年11月24日土曜日

NY株、続伸〔米株式〕(23日午前)

【ニューヨーク時事】週末23日午前のニューヨーク株式相場は、ギリシャ支援協議の進展期待や独経済指標の改善などを手掛かりに続伸している。
午前10時15分現在、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比92.62ドル高の1万2929.51ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同22.84ポイント高の2949.39。

米株式市場は22日、感謝祭に伴い休場で、23日は米国東部時間午後1時(日本時間24日午前3時)までの短縮取引のため、閑散取引になると予想されている。
この日は、クリスマス商戦の試金石となる「ブラック・フライデー」と呼ばれ、小売り銘柄が物色されている。

主要な米経済指標の発表もなく、海外市場の動向をにらんだ展開。
欧州連合(EU)欧州委員会のレーン副委員長の発言をきっかけに、26日のユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援最終決着への期待が拡大。
加えて、ドイツのIFO経済研究所が発表した11月の独企業の景況感指数は101.4と8カ月ぶりに上昇に転じ、市場予想を上回った。
米株式市場はこうした材料を好感して高寄りした。

個別銘柄では、ウォルマート・ストアーズ(0.7%高)、ターゲット(0.5%高)、ベスト・バイ(2.2%高)、JCペニー(1.6%高)など小売り株は軒並み上伸。
加携帯電話大手リサーチ・イン・モーション(RIM)は12%急伸。
同社は、ブラックベリー新機種の発売をめぐる思惑から買いが膨らんでいる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ