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2012年11月6日火曜日

続落=様子見の中、円高で軟化〔東京株式〕(6日)

【第1部】米大統領選挙を控えて積極的な商いが手控えられる中、円高が進んだことから上値が重い展開となり、日経平均株価は前日比32円29銭安の8975円15銭、東証株価指数(TOPIX)も同3.07ポイント安の744.88と、ともに続落で取引を終えた。
出来高は15億3206万株。

▽米大統領待ち
6日の米大統領選挙を控えて見送りムードが強く、ポジション調整売りに押される展開が続いた。
朝方は、円高是正一服を受けて売り優勢で始まり、その後は安値圏での小動きが続いた。
昼すぎにオーストラリア準備銀行が政策金利据え置きを発表すると、利下げ予想が多数派だったため豪ドル買い・米ドル売りにつながり、その影響でドル・円相場も1ドル=79円台をつける円高となった。
株式市場はこれを嫌気し、日経平均はじり安となった。
ポジション調整の一環で、足元で売り込まれてきた個別銘柄では買い戻しとみられる動きもみられ、シャープは後場に切り返した。

米大統領選をめぐっては、オバマ候補勝利なら現状維持で中立、ロムニー候補勝利であればドル高、日本株高につながると観測されている。
市場では「どちらが勝利しても財政の崖問題への対応は進むだろう。
最悪のシナリオは、接戦で票の数え直しが問題となり、次期大統領の決定が遅れた2000年の選挙の再来」と指摘している。

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