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2012年11月6日火曜日

NY株、続落=選挙控え様子見〔米株式〕(5日午前)

【ニューヨーク時事】週明け5日午前の米株式市場は、米大統領選挙の行方を見極めようと買い手控えムードが広がり、続落して始まった。
午前10時15分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比40.47ドル安の1万3052.69ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が1.72ポイント安の2980.41。

翌6日投開票の大統領・上下両院選挙をにらみ、神経質な地合い。
現職のオバマ大統領がやや優勢と報じられているものの、ロムニー共和党候補もその差を詰めており、激戦が必至の情勢。
また、選挙後の政権は早速、減税措置の失効と防衛費を中心とした自動的な歳出削減が重なる「財政の崖」問題への取り組みを余儀なくされる。
回避に失敗すれば、国内経済は来年前半に3%近いマイナス成長に陥るとみられることから、議会選への注目度も高い。

取引開始後、米サプライ管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業景況指数は54.2と前月から低下。
反応は大きくないものの、株価は若干下げ幅を広げた。

個別銘柄を見ると、ハリケーン「サンディ」による巨額の被害を警告したベライゾン・コミュニケーションズのほか、保険のトラベラーズが売りを浴びている。
また、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースなど金融関連も軟調。

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