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2012年11月16日金曜日

大幅続伸=円安好感し輸出株に買い、一時9000円台〔東京株式〕(16日前場)

【第1部】円相場の軟化を好感した買いに支えられ、輸出関連株中心に幅広い業種が値を上げた。
日経平均株価は前日比166円19銭高の8995円91銭と大幅続伸、東証株価指数(TOPIX)も同11.41ポイント高の748.92と続伸した。
日経平均は一時9000円台を回復した。
出来高は12億4318万株。

▽25日線回復
前日の米株は「財政の崖」問題をめぐる不透明感や、ハリケーンの影響に対する警戒感から軟調となり、欧州市場でも弱い経済指標を背景に主要株価が下落した。
しかし、円安に振れた為替がこれら海外株の弱い動きを帳消しにする形となった。
日経平均株価は25日移動平均を下から上に突き抜け、「チャートも良い形になってきている」(銀行系証券)という。

市場関係者からは、「引き続き、新政権誕生による変化への思惑が株価にプラスに働いている」(大手証券)との声も聞かれた。
日経平均が一時9000円台に乗せたことで、後場は買いが加速するかもしれない。
ただし、2日続けての大幅上昇の結果、戻り待ちの売りが出やすい水準にさしかかっている上、週末と言うタイミングもあり、大引けにかけては伸び悩む可能性もある。
中国株は支援要因になりそうもないだけに、為替の動きには引き続き注意を払う必要がある。

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