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2012年11月16日金曜日

9000円回復〔東京株式〕(16日、続き)☆差替

為替が一段と円安に振れたため、東京市場では自動車株や電機株に朝から買いが入った。
安倍政権誕生による金融緩和強化への思惑も手伝ってか、金融や不動産などの業種にも買いが広がり、日経平均は9000円台を回復した。
「今週前半までの株価下落で企業業績悪化などのマイナス材料をある程度織り込み、需給が厳しい時期も通り過ぎたため、円安に素直に反応できたのだろう」(中堅証券)という。

ただ、足元の急上昇については「政権交代による変化への期待感が理由とすれば、はしゃぎ過ぎだ」(国内証券)との指摘もある。
米国は「財政の崖」の問題を抱えており、基調として円安になるかは不透明だ。
金融緩和は円安圧力にこそなっても、「デフレの特効薬とはなり得ない」(同)。
市場がいったん冷静さを取り戻せば、海外の厳しさに目が向きそうだ。

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