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2013年1月18日金曜日

円、89円台前半〔ロンドン外為〕(17日)

【ロンドン時事】17日のロンドン外国為替市場の円相場は、日本の政府要人の円安けん制発言が修正されたとの見方から下落し、1ドル=89円台前半となった。
午後4時現在では、89円35~45銭と前日午後4時(88円45~55銭)比90銭の円安・ドル高。
今週前半は甘利明経済再生担当相らの円安けん制発言を材料に、これまでの円安基調が調整され、円は前日、87円台まで上げた。
その後、「為替をめぐる政府内での意見相違が修正された」(邦銀筋)との見方から、「ドルは買いやすくなった」(同)という。
来週の日銀の金融政策決定会合を控え、また21日はキング牧師誕生日による祝日で米市場が休場となることから、「円売りの大きなフローが出た」(別の邦銀筋)。
また良好な米経済指標もドル買いを支えた。
このほかユーロが堅調に推移し、対ユーロで円安が進んだことも、対ドルでの円軟調を下支えし、ドル円は89円台後半を試す展開となった。
円の安値は89円58銭だった。
ユーロは堅調。
ユーロ圏における懸念が後退、ユーロの短期金利が上昇していることもユーロ高を支えたもよう。
対円では1ユーロ=119円40~50銭(前日午後4時は117円60~70銭)、対ドルでは1.3355~3365ドル(1.3290~3300ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが終盤に対ドル、対ユーロで値を下げ、1ポンド=1.5965~5975ドル(1.5990~1.6000ドル)。
18日に行われるキャメロン英首相の対欧州連合(EU)政策に関する演説を控え、警戒感から売りが出たもよう。
スイス・フランは1ドル=0.9325~9335フラン(0.9300~9310フラン)。

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