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2013年1月18日金曜日

<円安>一時90円台 2年7カ月ぶり

【ワシントン平地修】17、18日の外国為替市場で、日銀が追加の金融緩和に踏み込むとの観測から急速に円売り・ドル買いが進み、円相場は一時、10年6月以来約2年7カ月ぶりに90円台まで下落した。
対ユーロでも約1年8カ月ぶりに1ユーロ=120円台に値下がりした。

17日のニューヨーク市場で一時1ドル=90円14銭まで下落した。
日銀が21、22日に開く金融政策決定会合で、前回の会合に続く金融緩和に踏み込むとともに、2%の物価上昇率目標を決めるとの見方が強まっているためだ。
この日は住宅や雇用関連で、米経済の堅調さを示す指標が発表されたことも、ドル買いを加速させた。

18日の東京市場は、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明経済再生担当相、白川方明日銀総裁が、デフレ脱却に向けた政府・日銀の共同文書作りで会談することを受け、円売りが継続。
午前8時過ぎ、一時90円9銭をつけた。
その後は、当面の利益を確保するためのドル売りがあり、89円台後半で推移している。

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