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2013年1月12日土曜日

円、89円台前半=対ユーロは1年8カ月ぶり119円台〔NY外為〕(11日朝)

【ニューヨーク時事】週末11日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日本の緩和期待や世界経済の先行き楽観ムードを背景に、1ドル=89円台前半に下落している。
午前9時半現在は、89円15~25銭と前日午後5時(88円73~83銭)比42銭の円安・ドル高。
対ユーロでは一時1ユーロ=119円25銭まで下落し、約1年8カ月ぶりに119円台を付けた。
日本政府は11日の閣議で、日本経済再生に向けた緊急経済対策事業費として10兆3000億円の大型財政支出を承認。
これを受け、日銀が積極的な緩和を余儀なくされるとの観測が台頭した。
前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言や中国統計で世界経済に楽観論が台頭したことも「安全資産」と見なされてきた円の売り地合いを後押しした。
米商務省がこの日朝方発表した11月の米貿易統計は、貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)が前月比15.8%増の487億3100万ドルと、赤字幅は市場予想(413億ドル=ロイター通信調べ)を上回った。
輸入は8カ月ぶりの増加幅となった。
ただ、市場ではほとんど材料視されなかった。
ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3350~3360ドル(前日午後5時は1.3266~3276ドル)、対円では同119円05~15銭(同117円79~89銭)。

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