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2013年2月18日月曜日

東京マーケット・サマリー(18日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 94.05/07 1.3334/38 125.41/45
NY午後5時 93.48/53 1.3361/64 124.89/93
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて、ドル高/円安の94円前半。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明で日本の政策が名指しで批判される事態が回避されたことで、短期筋の円売りが復活し一時94円前半まで上昇したが、午後に入って上昇モメンタムが失速気味となった。
短期筋中心の値動きで東京勢は概して様子見だった。

<株式市場>
日経平均 11407.87円(234.04円高)
11308.83円─11445.46円
東証出来高 31億2762万株
東証売買代金 1兆8404億円
東京株式市場で日経平均は大幅反発。
約1週間半ぶりに1万1400円台を回復して引けた。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を無難に通過し、円安が進んだことで輸出株の買い戻しにつながった。
先行きに楽観的な見方が広がり、内需株も堅調に推移。
全面高の展開となった。
ただ東証1部売買代金は1兆8404億円と1月30日以来の2兆円割れとなった。

<短期金融市場> 17時10分現在
無担保コール翌日物金利 0.089%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り 0.080%(変わらず)
0.080─0.080%
ユーロ円3カ月金利先物(6月限) 99.795(+0.005)
安値─高値 99.785─99.795
無担保コール翌日物は0.085%中心で取引された。
準備預金の積み初日で積みを早めに進めたいとの思惑から、朝方は地銀などから調達意欲がしっかりと示された。
ただ、当座預金残高は44兆円規模と高水準に膨らむ中、調達一巡後は軟化し、0.08%、0.075%と調達金利が切り下がった。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートはT+1が0.10%を下回るなど弱含み。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、3カ月物、6カ月物ともに8日以来、低下し続けている。
1年物国庫短期証券の入札結果は、落札利回りが前回から大幅に低下する強い内容となった。
落札利回り節目の0.07%を割り込んだ。

ユーロ円3カ月金利先物は週初で様子見ムードが広がり小動き。
中心限月13年6月限は99.795。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・3月限(東証) 144.27(+0.04)
安値─高値 144.09─144.30
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.740%(─0.005)
安値─高値 0.755─0.745%
国債先物は小幅続伸。
前場は16日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受け、1ドル94円台までドル高/円安が進行。
日経平均株価が200円を超す大幅な値上がりとなるなど、外部環境の悪化を受け、国債先物には売りが先行した。
ところが、後場に入ると海外勢主体で緩和強化への思惑から急速に買い戻された。
もっとも、円安/株高の外部環境に変化がないため戻り売りも出やすく、上値は重かった。
現物債は高安まちまち。
長期ゾーンは先物主導の展開で、利回りが上昇する場面では銀行勢の押し目買いが見られた。
超長期ゾーンはしっかり。
割安感があることに加え、月末週が近づいているため、年金勢がエクステンションに備えた動きに出たとみられている。
短期ゾーン利回りが小幅に低下する中、5年利付国債の入札をあすに控えている中期ゾーンは調整地合い。
イールドカーブは中期から超長期ゾーンにかけてフラット化の形状。

日銀が約3週間ぶりに実施した残存期間1年以上3年以下を対象とした国債の買入(基金)オペは、2年ゾーンの市場実勢に近い水準で札が入った。
買入予定額は3000億円と前回(7000億円)から減額。
応札倍率は3.57倍と前回2.08倍を上回った。

国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比4銭高の144円27銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は0.740%。

<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─2.5bp 銀行債(みずほ)5年 14─15bp
地方債(都債) 10年 3.0─3.5bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは122ベーシスポイント(bp)と、前週末引け(125bp)から3bp低い水準で取引された。
15─16日の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明で日本への直接的な批判が回避されたため、これまでの円安・株高基調に変わりないとの安心感が市場に広がったという。

<スワップ市場>
スワップ金利(16時22分現在の気配)
2年物 0.26%─0.16%
3年物 0.26%─0.16%
4年物 0.29%─0.19%
5年物 0.34%─0.24%
7年物 0.52%─0.42%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 18日 ロイター]

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